本文
県政放送(動画配信)・イキイキ!山口・あおり運転などの防止
「あおり運転などの防止」令和2年5月11日(月曜日)放送分
関係先:山口県警察交通企画課<外部リンク>
動画テキスト
『イキイキ!山口』
【アナウンサー】
悲惨な交通死亡事故が発生し、その危険性が広く知られるようになった「あおり運転」。
それ以降、同様の悪質、危険な運転に対して、厳正な対処を望む国民の声が高まっています、
今回のイキイキ山口では、具体的なあおり運転の事例と、その対処法についてご紹介します。
~オープニングタイトルの映像~
「あおり運転などの防止」
~アナウンサーと山口県警 高速道路交通警察隊 徳光正行さんとのツーショット~
【アナウンサー】
徳光さん、あおり運転という言葉が広く知られるようになりましたが、具体的にどのような行為のことをいうのですか?
【徳光さん】
はい、いわゆるあおり運転といわれる行為には、いくつか種類があります。
例えば、著しく前の車に接近したり、何度もクラクションを鳴らしてあおる行為や、車の前に無理に割り込んだり、不必要に急ブレーキをかけたり、幅寄せするなどして進路を妨害する行為などです。
これらの行為は、道路交通法違反などに該当する場合があります。
【アナウンサー】
県警としてもあおり運転を無くすための対策をされているそうですね。
【徳光さん】
はい、県警ではあおり運転をなくすため、昨年「車間距離不保持」で255件の検挙を行っていて、これは前年より200件以上増えています。また、道路管理者などと協力して広報活動も行っています。
~あおり運転の実例~
【アナウンサー】
実際にあおり運転の事例を実演していただきます。
まずは著しく接近してあおる行為です。
~著しく接近してあおる行為とクラクションの実演~
【アナウンサー】
すぐそばに車が近づいてきていて、落ち着いて運転することができません。
続いては危険な進路変更です。
~危険な進路変更の実演~
【アナウンサー】
急に車が割り込んできました。とっさに高齢者の方、反応することができないかもしれません。
~アナウンサーと山口県警 高速道路交通警察隊 徳光正行さんとのツーショット~
【アナウンサー】
徳光さん、あおり運転をされたときや高速道路で事故に巻き込まれたときはどうすればいいですか?
【徳光さん】
あおり運転されたときは、サービスエリアなど安全な場所に避難して停車し、すぐに110番通報してください。
そして警察官が来るまでは、ドアをロックして窓を閉め、車の外に出ないようにしてください。
また、事故などに巻き込まれて、高速道路上に停車した場合は、そのまま車内とどまることは危険です。安全を確認して車外に出た後は、必ずガードレールの外に出て、安全を確保してから事故の通報をしてください。
~まとめ~
【徳光さん】
あおり運転は、重大な交通事故につながる悪質、危険な行為です。
相手に対する「思いやり・譲り合い」の気持ちを持って運転するよう心掛けましょう。
関係先:山口県警察交通企画課<外部リンク>