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家計調査の概要と山口市の家計(令和6年8月)
1 家計調査とは
家計調査は、全国の全世帯(学生の単身世帯を除く)を対象として、家計収支の調査を行い、都市別、地域別、収入階級別、その他、世帯の特性による集計結果によって、国民生活の実態を明らかにし、国の経済政策・社会政策の立案のための基礎資料を得ることを目的としています。
2 調査の方法
家計調査の対象となる世帯は、全国で約5,270万世帯ありますが、その世帯全てを調査することは、ほとんど不可能です。そこで、そのうち約9,000世帯を抽出して調査し、その結果から全国の家計収支を推定するという標本調査の手法を取っています。
まず、国勢調査の結果を用いて、全国の市町村を地理的位置、人口の大きさ、産業などの特性を考慮して全国168層に層別し、各層から1市町村を抽出します。山口県においては、山口市、宇部市、山陽小野田市が調査の対象となっています。
次に、国勢調査の調査区を基に、各市町村ごとに調査単位地区が指定され、調査員が全居住世帯の名簿を作成します。その名簿を基に二人以上の世帯については6世帯を、単身世帯については1世帯を、無作為に調査世帯として選定します。
二人以上の世帯については6か月間、単身世帯については3か月間、継続して日々の家計上の収入・支出(自営業の世帯については支出のみ)を家計簿に記入していただき、回収した家計簿を総務省統計局で集計しています。
3 山口市の家計調査結果
家計調査では、都道府県庁所在市の調査結果が公表されています。山口県では、山口市の結果が公表されていますが、前述のとおり、家計調査は全国の世帯の家計収支の実態を調べるために標本設計されているため、標本数の少ない山口市の結果には、相当の標本誤差が考えられます。この結果は、「山口市の家計収支の平均」と考えずに、あくまで参考値としてご利用ください。
月次結果
(総務省統計局調査結果より全国及び山口市分掲載)
年平均結果
(総務省統計局調査結果より全国及び山口市分掲載)
過去の調査結果
過去の調査結果等詳しくは、 総務省統計局ホームページ<外部リンク>をご覧ください。
関連ページ
- 統計年鑑
- 総務省統計局「家計調査」<外部リンク>
※平成30年1月分の結果より公表時期及び結果表の変更があります。詳しくは総務省HPをご覧ください。
(次回更新予定 令和6年11月15日頃)