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おもしろ統計・知っちょる?統計やまぐち105「14年から急伸、オバマ効果?」
近年、山口県の地酒が全国的に注目されていますね。2014年にオバマ米大統領（当時）が来日した際、安倍首相が山口県の地酒をプレゼントしたことは記憶に新しいところです。今回は工業統計調査の結果から、山口県で製造されている清酒の出荷数量と出荷額について、調べてみました。
工業統計調査によると、17年の山口県の清酒の出荷数量は2万2606KL、出荷額は159億円となっています。他の都道府県と比較すると、山口県は出荷数量で全国6位、出荷額で全国5位となっています。山口県は全国でも有数の清酒製造が盛んな県と言えそうです（ちなみに全国1位は兵庫県で、出荷数量20万9493KL、出荷額1174億円と圧倒的です）。
山口県の過去の数字も見てみましょう。同じく工業統計調査によると、02年の山口県の清酒の出荷数量は3701KL、出荷額は28億円でした。全国順位を見ると、出荷数量は全国39位、出荷額は全国40位でした。02年は、下から数えたほうが早いですね。02年から17年までの推移をグラフにしてみると、11年頃から大きく伸びていることがわかります。このまま山口県の地酒がもっと人気になると、山口県民としてうれしいですね。
さて、今回取り上げた工業統計調査は、今年も実施されます。製造業を営む事業所には、5月から6月にかけて調査員がお伺いしますので、調査へのご回答をお願いします。
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