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おもしろ統計・知っちょる?統計やまぐち108「山口県の漁業の今後」

ページ番号:0015692 更新日:2021年11月1日更新

山口県は本州の最西端にあり、三方が海に開かれ、古くから水産業が盛んです。
このたび、農林水産省から「2018年漁業センサス」の確定値が公表されました。この調査は、漁業を取り巻く実態と変化を把握するため、5年ごとに水産業を営んでいる全ての世帯や法人を対象に行われています。
山口県の漁業就業者を見ると3923人で、10年前の08(平成20)年のおよそ58%となっています。山口県の就業者は、全国平均より高齢化していることもあり、全国を上回るペースで減少し続けています。
こうした状況を受け、山口県では、「担い手支援日本一」を掲げて漁業就業へのさまざまな支援を継続して行っています。
今回の調査では、山口県の新規就業者(過去1年間に新しく漁業を始めた人)は44人で、沿海39県の中で16位でした。前回の調査より19人増加し、全国順位も26位から上昇しました。
次に、新規就業者の経歴を見てみましょう。文部科学省の17(平成29)年度学校基本調査によると、17年3月に山口県の高校を卒業して県内で漁業に就業した人は3人で、新規就業者の1割にも届きません。全国の高校卒業者でも漁業への新規就業者は426人で、新規就業者(1867人)の約23%に留まっています。このことから新規就業者は転職者らが中心となっていることが分かります。
県では漁業への就業を考えている方を支援するため、11月8日に山口市で「山口県漁業就業フェア2020」を開催予定です。関心のある方は県水産振興課経営体育成班(電話083・933・3546)にお問い合わせください。

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108 山口県の漁業の今後(令和2年8月20日掲載)[PDFファイル/112KB]

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