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おもしろ統計・152山口市50年間の物価

ページ番号:0254030 更新日:2024年4月18日更新

152 山口市50年間の物価(令和6年4月18日掲載)

 現在物価高が続き、私たちの生活に大きな影響を与えています。昔は物価が安くて良かったと思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 今回は50年前の1973(昭和48)年にさかのぼり、総務省統計局が公表している消費者物価指数から、山口市の物価の歴史を眺めてみましょう。

 2020(令和2)年の物価を100とした時、1973年の物価は39.8で、約50年で物価は約2.5倍になりました。

 ちょうど50年前は第1次オイルショックによる原油高が始まり、その5年後の指数は69.3と驚異的な上昇を示し、「狂乱物価」とも呼ばれました。

 しかし、30年前の93(平成5)年からしばらくの間、物価はほぼ横ばいの状態が続き、前年比では下落する年の方が多くなりました。いわゆるデフレの時代に突入したのです。

 この象徴とも言えるのがハンバーガーの価格です。89年に調査開始した全国の指数は、95年から2001年にかけて大きく下落していますが、当時の価格をご記憶の方も多いのではないでしょうか。

 こうして長く続いたデフレも、13年頃から脱却に向けた経済施策が講じられるようになり、緩やかな物価上昇に転じました。

 そして、22年2月のウクライナ侵攻開始以降、食料やエネルギー価格の高騰に見舞われ、現在に至ります。

 このように時代を映す鏡ともいえる物価のデータは、ご報告に協力をいただいております店舗等の皆さまや調査員の皆さまのご尽力により取集されています。この場をお借りし、お礼を申し上げます。

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152山口市50年間の物価(令和6年4月18日掲載) (PDF:322KB)

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