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おもしろ統計・164 指標で見る山口県のすがた
164 指標で見る山口県のすがた(令和7年4月17日掲載)
県統計分析課では、総務省統計局が刊行している「統計でみる都道府県のすがた」と「統計でみる市区町村のすがた」から、山口県分を抽出して「統計でみる山口県のすがた」と「統計でみる市町のすがた」を作成しホームページで公表しています。
「統計でみる山口県のすがた」では、400を超える指標について、指標値と都道府県別順位を掲載しており、他都道府県との比較や時系列での比較をすることで、本県の様々な特徴や動きを知ることができます。
例えば、「令和6年度統計でみる山口県のすがた」では、令和5年度の年平均相対湿度が1位であり、本県の県庁所在地は潤った空気の地域であったことが分かります。また、令和元年度の貯蓄に占める預貯金現在高割合が2位である一方、金融負債現在高は46位であることからは堅実な県民性がうかがえます。
先の年平均相対湿度について過去5年間の推移を見てみると、本県は相対湿度が高めであることが分かります。この他、年平均気温や年間日照時間、年間降水量を組み合わせてみると、本県は、他都道府県と比較して、年平均気温は平均的ですが、日照時間はやや少なめ、降水量はやや多めであることが分かります。
また、「統計でみる市町のすがた」は3か年(または3回)分の指標値と県内順位の推移を見ることができますので、ゆかりのある市町の様子を調べると、今まで知らなかった山口県のすがたが見えてくるかもしれません。ぜひ、この機会にご活用ください。