本文
おもしろ統計・165 家計の食料品支出からみる山口市の特色
165 家計の食料品支出からみる山口市の特色(令和7年5月15日掲載)
皆さんのご家庭では、主にどのような食料品を購入されていますか。
今回は、総務省が毎月実施している「家計調査」の集計結果(52の都道府県庁所在市および政令指定都市で集計)から、山口市の食料品支出に関する特徴についてご紹介します。
山口市の2人以上の世帯における年間支出金額(令和4~6年平均)をみると、アジの支出額が3年連続で全国1位となりました。アジは、手ごろな価格に加え、刺し身やフライなどで私たちの食卓で親しまれており、納得の結果といえます。
山口市では他にも、ぶり(5位)、たい(7位)、いか(7位)などの魚介類や、かまぼこ(4位)、ちくわ(5位)などの練り物が好まれているようです。
反対に、生鮮野菜に対する支出額は全国49位と低く、その中でもピーマン(52位)、ブロッコリー(51位)はあまり購入されていないようです。一方で、ごぼう(6位)やしめじ(6位)はよく購入されており、家計からの支出を通して山口市の地域性や好みなどを感じ取ることができます。
このほか山口市の特徴として、しょうゆ(3位)、砂糖(5位)、ふりかけ(6位)などの調味料や焼酎(5位)への支出が多く、意外にも米(52位)への支出が少ないことなどが挙げられます。
皆さんのご家庭と比べていかがだったでしょうか。
今回ご紹介したデータは総務省のホームページにランキング形式で公開されていますので、皆さんもぜひチェックしてみてください。
165 家計の食料品支出からみる山口市の特色 (PDF:198KB)