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おもしろ統計・170 山口市の消費者物価指数について

ページ番号:0322985 更新日:2025年10月16日更新

170 山口市の消費者物価指数について(令和7年10月16日掲載)

 昨今の物価高に関連して、今回は「消費者物価指数」について御紹介します。
 消費者物価指数(CPI)とは、消費者が購入する財・サービスの価格の平均的な変動を時系列的に測定したもので、物価の変動を表す重要な経済指標とされ、中でも天候の影響が大きい生鮮食品を除いた「生鮮食品を除く総合指数」が一般的に用いられています。
 また、現在の消費者物価指数は令和2年(2020年)の価格の平均を100として算出されています。
 山口市の本年8月の指数は112・2となり、令和2年から12・2%の物価上昇を示しています。同様に、全国の同時期の指数は111・6ですので、山口市のほうが全国よりも少し上昇幅が大きいことが分かります。
 指数の推移を時系列でみると、近年の物価高は令和4年から始まっており、指数の「前年比」も令和4年年以降2%を超える上昇が続いていることがグラフから読み取れます。
 これは、同年のウクライナ情勢などの時期とも重なり、エネルギー価格や原材料価格の上昇、さらには円安の影響などにより幅広い品目で物価が上昇したためと考えられます。
 消費者物価指数の動きは前々回お話しした「実質賃金」の動きにも関係しており、令和4年以降の消費者物価指数の上昇に伴って、実質賃金が名目賃金に比べて大きく低下しています。
 消費者物価指数は総務省のホームページで毎月公表されていますので、興味のある方は確認されてみてはいかがでしょうか。

 

消費者物価指数(生鮮食品を除く総合)の推移

170 山口市の消費者物価指数について (PDF:344KB)

                                                           

 

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