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おもしろ統計・173 市町民経済計算で見る山口県の地域別「強み」
173 市町民経済計算で見る山口県の地域別「強み」(令和8年1月15日掲載)
先月は、山口県の総生産において製造業が大きな影響を与えていることを「県民経済計算」を用いて紹介しました。今月は、さらに視点を細分化し、県内19市町の経済実態を明らかにする「市町民経済計算」に注目します。
令和4年度市町内総生産は県全体で約6兆3千億円となっており、市町別にその比率をみると、グラフのように本県の特徴である分散型の都市構造を反映した結果になっています。
ちなみに、近年は下関市・周南市が1位・2位を争う形でしたが、この年初めて山口市が1位となり、要因の一つに山口市の製造業の伸びが挙げられます。
次に山口・防府地域を例にその産業構造を見てみましょう。
「地域別市町内総生産の特化係数」は、各地域の産業構成比を県全体の平均を1とした指数で示すものです。例えば、特化係数が2・0なら、その産業は県平均の2倍の比率で地域経済に寄与していることを示します。
この地域は、県庁所在地を含み「公務」が高いのは印象のとおりですが、実は情報通信業の特化係数1・9が最も高く、これはICT関連企業の集中が影響していると考えられます。
このように、市町民経済計算を通じて県内各地域の経済活動の特色を探ることができます。
詳細な結果は本県ホームページに掲載していますので、ぜひご覧いただき、お住いの地域の「強み」を見つけてみてください。

173 市町民経済計算で見る山口県の地域別「強み」 (PDF:308KB)

