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お弁当作りにおける食中毒予防について

ページ番号:0248563 更新日:2024年3月1日更新

 寒さの厳しい冬が終わり、お花見やピクニックが楽しみな季節です。

 お弁当を作る機会が多いこの時期ですが、食中毒には十分注意しましょう。

 食中毒予防の大原則は、細菌を「つけない」「やっつける」「ふやさない」です。​

 お花見やピクニックを楽しい思い出にするため、次のことに注意してお弁当を作りましょう。

「つけない」~作る前~

 私たちの身の周りには、食中毒の原因となる細菌がたくさん存在します。

 これらの細菌を食品につけないようにすることが大切です。

手洗い

 ◆調理前はもちろん、調理中に生の肉・魚介類・卵をさわったとき、トイレに行った後は必ず手をきれいに洗いましょう

お弁当箱

 ◆清潔なものを使いましょう

 ◆洗った後は、十分乾かしましょう

調理器具

 ◆洗剤できれいに洗い、きちんと乾燥させたものを使いましょう

食材

 ◆野菜や果実、魚介類は流水で良く洗いましょう

 ◆肉は食中毒菌が飛び散るので洗ってはいけません

やっつける  ~作るとき~

 一般的に、食中毒を起こす細菌は熱に弱いため、食品をしっかりと加熱することで、付着した細菌の多くを減らすことができます。

しっかり加熱

 ◆おかずは、しっかり中心部まで加熱することが大事です

 ◆卵焼きなどの卵料理は、半熟ではなく完全に固まるまでしっかり加熱するようにしましょう

 ◆火を通さなくても食べられるハムやかまぼこなども、できるだけ加熱調理をするようにしましょう

ふやさない  ~詰めるとき・保存するとき~

 食品に付いた細菌は時間の経過とともに増えるため、調理後の適切な保存等が大切です。

水分は大敵

 ◆水分が多いと、細菌がふえやすくなるため、おかずの汁気はよく切りましょう

 ◆食品からの水漏れを防いだり、他の食品に細菌が移るのを防ぐために、仕切りや盛り付けカップを活用しましょう

 ◆生野菜や果物はよく洗い、水気を切ってから詰めましょう

 ◆ごはんやおかずが温かいうちに盛りつけてしまうと、蒸気がこもって水分となり、傷みの原因となってしまいます

作り置きのおかず

 ◆当日調理が基本ですが、前日に調理するときや昨晩の残り物を詰めるときは、お弁当に詰める直前に必ず十分に再加熱しましょう

保存方法

 ◆温かいところに置いておくと、細菌が増えるので、冷蔵庫やなるべく涼しいところに保管しましょう

 ◆長時間持ち歩くときは、保冷剤や保冷バッグを利用しましょう

 ◆ふたの部分に保冷剤を入れるスペースがついたお弁当箱も、とても便利で効果が期待できます

やまぐち食の安心・安全情報 第53号

まぐち食の安心・安全情報(第53号)https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/soshiki/39/244256.html(山口県生活衛生課HP)

問い合わせ先

  山口健康福祉センター防府保健部 食品衛生課

    電話 0835-22-3740(ガイダンス 2)