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[終了]令和6年度 食品衛生月間について
例年、夏期はカンピロバクター・ジュジュニ/コリ、腸管出血性大腸菌、ぶどう球菌といった細菌による食中毒が発生しており、大規模な食中毒事例もしばしば報告されています。
(令和5年食中毒発生数 患者数11,803人 ※事件数1,021件、死者数4人)
8月は「食品衛生月間」として、全国各地で食品衛生に係る啓発活動を行っています。
食品衛生月間(8月1日~31日)
夏期は例年、食中毒が多く発生します。
食中毒というと、飲食店などでの食事が原因と思われがちですが、家庭の食事でも発生する危険性がたくさん潜んでいます。
また、家庭での食中毒は、風邪や寝冷えなどと間違われやすく、食中毒とは気付かないまま重症や死亡に至る場合もありますので、注意が必要です。
食中毒は、基本的な予防方法をきちんと守れば防ぐことができます。次の6つのポイントなどを参考に、家庭での食中毒を防ぎましょう。
ご家庭でできる食中毒予防(6つのポイント)
1 買い物をする時
○消費期限などの表示をよく確認して、新鮮なものを購入しましょう。
○肉や魚の水分が漏れないように、ビニール袋にそれぞれ分けて包みましょう。
○冷蔵や冷凍が必要な食品は、買い物の最後に買い、買ったらすぐに持ち帰りましょう。
2 保存する時
○冷蔵や冷凍の必要な食品はすぐに冷蔵庫や冷凍庫に入れましょう。
○冷蔵庫や冷凍庫の詰め過ぎに注意しましょう。
○肉汁などが他の食品に付かないように、食品ごとに別容器に入れて保存しましょう。
3 調理の下準備の時
○肉や魚、卵などを取り扱う前と後には、せっけんでよく手を洗いましょう。
○包丁やまな板、ふきん、たわしなどは、よく洗って熱湯や薬剤などで消毒しましょう。
○生の肉や魚を切った包丁、まな板で、野菜など生でそのまま食べるものを切らないようにしましょう。
○食品の解凍は、室温ではなく、冷蔵庫の中や電子レンジを使いましょう。
○冷凍食品は、料理に使う分だけ解凍し、冷凍や解凍を繰り返さないようにしましょう。
4 調理の時
○加熱して調理する魚、肉、卵などの食品は、十分に加熱しましょう。目安は中心部の温度が75度で1分間以上です。
○調理を途中で長時間やめるようなときは、冷蔵庫に入れましょう。
5 食事の時
○食卓に着く前に手を洗いましょう。
○調理された食品は室温に放置せず、早めに食べましょう。(O157は室温では15~20分間で2倍に増えます。)
6 食品が残った時
○冷蔵庫で早く冷えるように、浅い容器に小分けして保存しましょう。
○時間がたったものや少しでも危ないと思うものは、思い切って捨てましょう。
家庭でできる食中毒予防の6つのポイント(厚生労働省) (PDF:1.09MB)
食中毒予防の街頭キャンペーン(8月1日)
防府保健所では食中毒予防の街頭キャンペーンを実施します。
1.日時 8月1日(木曜日)10時45分~11時45分
2.場所 イオンタウン防府(マックスバリュ前)
問い合わせ先
山口健康福祉センター防府保健部 食品衛生課
電話 0835-22-3740