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[注意喚起]麻しんの国内での報告数増加について

ページ番号:0281179 更新日:2024年12月5日更新

 現在、海外における流行が報告されており、加えて国内においても報告数が増加していることから、今後、更に感染事例が増加することが懸念されます。

麻しんの感染事例に関する啓発チラシ

https://www.mhlw.go.jp/content/001131749.pdf<外部リンク>(厚生労働省)

麻しんとは

 麻しんは麻しんウイルスによって引き起こされる急性の前身感染症として知られています。

感染方法

 麻しんウイルスの感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、ヒトからヒトへ感染が伝播し、その感染力は非常に強いと言われています。

 免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症します。

 麻しんの免疫がない集団に1人の発症者がいたとすると、12~14人の人が感染するとされています。(インフルエンザでは1~2人)

症状

 感染して約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。

 2~4日38℃前後の発熱が続いた後、結膜炎症状や乳幼児では下痢・腹痛なども現れます。一度、熱は1℃程度下がりますが、半日くらいのうちに再び39℃以上の高熱と発疹が全身に出現します。

 また、肺炎、中耳炎を合併しやすく、死亡する割合は先進国であっても1,000人に1人と言われています。

 10万人に1人と発症頻度は高くないものの、麻しんにり患した後、7~10年で、亜急性硬化性全脳炎(SSPE)を発症することがあります。これは発症から平均6~9か月で死の転帰をとる進行性の予後不良な合併症です。<外部リンク>

予防方法

 麻しんは感染力が強く、空気感染もするので、手洗い、マスクのみで予防はできません。

 麻しんの予防接種は麻しんの感染予防法として唯一の最も有効な手段と言えます。

麻しんの予防接種に関する啓発チラシ

https://www.mhlw.go.jp/content/001093670.pdf<外部リンク>(厚生労働省)

海外渡航予定のある方

海外渡航前の注意事項

・ウェブサイトを等を参考に、渡航先の麻しんの流行状況を確認すること。

・母子保健手帳などを確認し、過去の麻しんに対する予防接種歴、り患歴を確認すること。

・過去2回接種した記録がない場合は、渡航前に予防接種を受けることを検討すること。

・麻しんのり患歴やワクチン接種歴が不明な場合は、抗体検査を受けることを検討すること。

(1)海外渡航者への麻しんの注意喚起(厚生労働省)

https://www.mhlw.go.jp/content/001282794.pdf<外部リンク>​(厚生労働省)

麻しんの流行がみられる地域に渡航後の注意事項

・渡航後、帰国後2週間程度は麻しん発症の可能性も考慮して健康状態に注意すること。

・発熱や咳そう、鼻水、眼の充血、全身の発しん等の症状が見られた場合は、医療機関に受診すること。

 また、受診時はには、医療機関に麻しんの可能性について伝達すること。

・医療機関に受診する際には、医療機関の指示に従うとともに、可能な限り公共交通機関を用いることなく受診すること。

(2)海外渡航者への麻しんの注意事項(厚生労働省)

https://www.mhlw.go.jp/content/001282795.pdf<外部リンク>(厚生労働省)

参考

麻しんについて(厚生労働省)

http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/k ekkaku-kansenshou/measles/index.html<外部リンク>

麻しん対策・ガイドラインなど(国立感染症研究所)

https://www.niid.go.jp/niid/ja/guidelines.html<外部リンク>

問い合わせ先

  山口健康福祉センター防府保健部 健康増進課 地域保健班

    電話 0835-22-3740

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