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ハンセン病元患者家族に対する補償金制度について
かつて、ハンセン病の隔離政策の下、ハンセン病元患者家族等が偏見と差別の中で、ハンセン病元家族との間で望んでいた家族関係を形成することが困難になるなど、長年にわたり多大な苦痛と苦難を強いられてきました。
そのため、ハンセン病元患者家族の被った精神的苦痛を慰謝するための補償金の支給に関すること及びハンセン病元患者家族等の名誉の回復等について定めた「ハンセン病元患者家族に対する補償金の支給に関する法律」が制定されました。
対象となるハンセン病元患者のご家族へ補償金を支給する制度で、請求期限が令和11年(2029年)11月21日まで延長されています。
まずは厚生労働省補償金相談窓口へご相談ください。
- ハンセン病とは「らい菌」に感染することで起こる病気で、かつては「らい病」と呼ばれていました。現代においては感染することも発病することもほぼありませんが、感染し発病すると、手足などの末梢神経が麻ひして感覚がなくなったり、皮ふにさまざまな病的な変化が起こったりします。治療法がない時代は、体の一部が変形するといった後遺症が残ることがありました。
ハンセン病元患者のご家族へ (PDF:90KB) <外部リンク>
■厚生労働省ホームページ(ハンセン病)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/hansen/index.html<外部リンク>
問い合わせ先
山口健康福祉センター防府保健部 健康増進課 地域保健班
電話 0835-22-3740