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11月19日は「世界COPDデー」です

ページ番号:0321992 更新日:2025年10月20日更新

COPDをご存じですか?

 令和7年11月19日(水曜日)は世界COPDデーです。
※毎年11月の第三水曜日を世界COPDデーと定めており、この日に向けて世界各国でCOPDへの関心を高める活動を行っています。

COPDはどんな病気?

 空気の通り道である肺の気管支や酸素を取り込む肺胞で炎症が続き、気管支が狭くなったり、肺胞の壁が壊れ、放っておくと生命に関わる病気です。
 適切な予防や治療を行うことで、入院や死亡を防ぐことができます。(従来の慢性気管支炎や肺気腫が含まれます。)

健康な肺とCOPDの肺との違い

COPDになると?

 肺の機能が低下して十分な酸素を取り込めなくなり、息切れやせき・たんが多く出たり、呼吸をする時にゼーゼーと音がしたりします。
 治療しないままでいると、肺機能は徐々に損なわれ、最後には自分で呼吸できなくなります。ゆっくりと悪化するので年齢のせいと見過ごされがちなため、注意が必要です。​​

COPDの死亡者数

 日本ではCOPDで死亡する人が、毎年1万人を超えており、特に男性に多い傾向にあります。

COPD死亡者数の推移

発症の原因は?

 主な原因は、たばこの煙などの有害物質を長期に吸い込むことで、原因の90%はたばこによるものです。喫煙者の20%が発症するとされています。
 また、周囲の人が吸っているたばこの煙を吸うこと(受動喫煙)でも、COPDになる可能性があります。

COPDの推定患者数は530万人

こんな症状はありませんか?

 息切れや長引くせき・たんなどの症状が続く人は、注意が必要です。特に40歳以上で喫煙歴のある方は要注意です。

息切れや長引くせき・たん

COPDの予防と治療

 COPDの予防と治療の基本は禁煙です。その他、薬物療法や呼吸リハビリなどにより、肺機能をできるだけ保ち、病気の進行を遅らせたり、症状を和らげます。重症化すると、酸素を供給する器具を使用して、不足した身体の酸素を補う酸素療法を行います。

山口県健康づくりセンター健康づくり講座のご案内

息切れ・せき・たんに注意!年のせいだけじゃないかも?!COPDを知ろう(インターネット配信講習会[オンデマンド])

【配信期間】2025年11月13日(木曜日)9時~11月27日(木曜日)
【プログラム】 <インターネットでの動画配信>(各20分程度) 
​  講演1「COPDを知ろう」
     講師:山口大学医学部附属病院 医師 村川 慶多 氏 
  講演2「COPDを防ごう」 
     講師:山口大学医学部附属病院 医師 大石 景士 氏 
​ 事前申し込みが必要 申込期限11月11日(火曜日)
 WEBの場合 https://forms.gle/X3kjiohhbSxGuAtp6  
 郵送・Fax・メールの場合は下記URLより受講申込書を入手してください。 
 ​→山口県健康づくりセンターホームページ  https://www.hwy.or.jp/center/ 

【問合せ先】山口県健康づくりセンター 
      〒753-0814 
      山口市吉敷下東3丁目1-1
      Tel (083)934-2200 
      ​Fax (083)934-2209 

 

COPDを知ろう表COPDを知ろう裏

 


問い合わせ先

 山口健康福祉センター防府保健部 健康増進課 地域保健班

  電話 0835-22-3740