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やまぐち女性活躍応援団・経営者アンケート
女性活躍に関する経営者アンケートについて
働く場における女性活躍の推進に向け、産学公関係団体の代表者により結成した、やまぐち女性活躍応援団の取組の一環として、構成団体の協力を得て、令和3年9月~10月にかけて、「女性活躍に関する経営者アンケート」を実施いたしました。
調査に御回答いただきました県内経営者の皆様、誠にありがとうございました。
本アンケートを通じ、県内の女性活躍の現状を把握し今後の施策の参考にするとともに、経営者自身に女性活躍の必要性についての理解を深めていただくことで、女性活躍の取組が拡大することを期待しています。
調査結果の概要は、下記のとおりです。詳細については、令和3年度女性活躍に関する経営者アンケート結果 (PDF:850KB)をご覧ください。
1 調査結果の概要
○調査時点 令和3年9月1日現在
○調査対象 県内事業所の経営者等(県内経済団体・大学リーグやまぐち等を通じて依頼)
○回答状況 回答数 215 事業所
2 回答者の属性
○【問1】 代表者の年齢
回答事業所の経営者の年代は、60 歳代以上が113 社で、過半数を占めた。
○【問2】 業種
業種別では、卸売小売業の事業所が多く、次いで建設業、製造業となった。
○【問3】 企業全体(本店・支店・営業所等すべて合わせた)の従業員の規模
従業員29 人以下の事業所が約半数を占める。
○【問4】 係長以上の役職及び採用した従業員の人数について、お答えください。
係長以上の役職の人数について、男女別で見ると、どの階層でも女性に比べて男性の占める割合が大きいが、直近の採用人数は、女性の割合が49.1%と約半数を占めている。
○【問5】【問4】で、係長以上の女性が0人と回答した経営者にお伺いします。女性を役職に登用できない理由は何ですか。(複数回答可)
「係長以上の女性が0人」と回答した経営者に、その理由を尋ねたところ、「管理職に必要な能力を有する女性がいない」や「女性自身が役職に就くことを希望していない」、「在籍年数の基準を満たす女性がいない」などが挙げられた。
○【問6】【問4】で、女性を登用している経営者にお聞きします。女性登用を進めた結果、どのような効果がありましたか。(複数回答可)
「男女問わず有能な人材を生かすことができた」との回答が7割を占めており、その他「女性を登用したことで業務が円滑に進んだ」等、女性登用の効果について、様々な効果があったことがわかる。
○【問7】今後、経営者として女性を管理職に登用していく考えはありますか。
「今後も登用していく」、「今は登用していないが今後登用したい」を合わせて、約8割の経営者が「女性を管理職に登用したい」と考えていることがわかる。
○【問8】女性従業員が活躍するために阻害となっているものは何だと思いますか(複数回答可)。
「女性の意識・意欲が不十分」が多く、次いで「身近に相談できて目標になる女性がいない、少ない」、「女性のキャリアアップや意識を高めるための研修機会がない、少ない」が上位を占めた。
○【問9】女性従業員の活躍促進のために、自社の取組として必要なことは何だと思いますか。(複数回答可)
「業務の効率化」と回答した経営者は6割を超え、「出産・子育て等をしながら働き続けることを支援する職場風土づくり」や「性別に関わらず仕事が適正に評価されること」が必要と考える経営者も4割を超えた。
資料
所属 |
役職名 |
氏名 |
---|---|---|
山口県 |
知事 |
村岡 嗣政 |
山口県経営者協会 |
会長 |
山本 謙 |
山口県商工会議所連合会 |
会頭 |
川上 康男 |
山口県商工会連合会 |
会長 |
藤村 利夫 |
山口県中小企業団体中央会 |
会長 |
和田 卓也 |
山口経済同友会 |
代表幹事 |
山田 正敏 |
大学リーグやまぐち |
会長 |
岡 正朗 |
山口県市長会 |
会長 |
井原 健太郎 |
山口県町村会 |
会長 |
米本 正明 |