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やまぐち女性活躍応援団・地域シンポジウムin周南を開催しました!

ページ番号:0189361 更新日:2023年2月8日更新

 働く場における女性の活躍を応援するため、産学公の代表者で結成した「やまぐち女性活躍応援団」の取組として、周南市や地域の企業・大学との連携による「地域シンポジウムin周南」を開催しました。

 シンポジウムの模様については、オンデマンド配信(~令和5年12月まで(予定))しています。視聴を希望される方は、視聴用アドレスをお伝えしますので、男女共同参画課(a12800@pref.yamaguchi.lg.jp)までご連絡ください。

1 開催概要

  • 日時:令和4年11月11日(金曜日)13時30分~15時30分

  • 会場:周南市学び・交流プラザ(周南市中央町4-10)

  • 主催:山口県   共催:周南市

  • 参加者数:213名(会場111名、オンライン102名)

2 シンポジウムの様子

開会行事

応援団の紹介

開会あいさつ

主催挨拶:山口県知事 村岡嗣政(代読:副知事 平屋隆之)

あいさつ副知事

 開会にあたり、「社会情勢の変化や新たな課題に対応し、地域社会が成長していくためには、女性の活躍が重要。女性活躍の取組促進に向け、本日の地域シンポジウムを契機に、職場・学校・地域など様々な場で女性活躍の輪を拡げていきたい。」と挨拶しました。

共催挨拶:周南市長 藤井律子

市長あいさつ市長

 藤井市長は、地元周南市にある二所山田神社の3代前の宮司である宮本重胤さんについて、機関紙「女子道」の発行等により、全国に先駆けて女性の自立を訴え続けた功績を紹介し、本シンポジウムについて、「男女共同参画発祥の地ともいえるここ周南市で開催していただくことは、誠に意義深い」と挨拶しました。

 

基調講演:「真の女性活躍推進を目指す~資生堂が歩んだ30年とこれから」            

講師:山本真希氏(株式会社資生堂 ダイバーシティ&インクルージョン戦略推進部グループマネージャー​

基調講演1基調講演2

 講師の山本氏から、日本の女性活躍をリードしてきた資生堂のあゆみとして、最初に、法に先駆けて育児を中心とした制度充実を図ってきたこと、次のステップとして、育児介護中の社員もキャリアアップを目指してもらい、時間制約に関わらずアウトプットで評価する会社へと、女性活躍の取組も進化を遂げてきたことをご紹介いただきました。また、今後についても、真のダイバーシティ経営を目指し、女性リーダー育成塾やメンタリングプログラム等の研修プログラムの充実に加え、女性リーダー比率50%を目指した人材育成・管理、柔軟な働き方に向けた資生堂ハイブリッドワークスタイルの推進、また、男性育休取得率100%を目標に、社内の保育事業のノウハウを活かした男性向けの「イクトレ」をスタートさせている、と述べられました。

 

地元企業事例紹介:東ソー株式会社 南陽事業所、中特グループ 株式会社 ポータルハートサービス

 地元周南市の企業、東ソー株式会社南陽事業所、中特グループ 株式会社ポータルハートサービスの2社から、女性活躍に向けた取組事例の紹介をいただきました。

東ソー株式会社 南陽事業所 勤労課 課長 安増 信夫氏

東ソー東ソー2

 東ソー株式会社における女性活躍の取組として、女性社員の採用から育成、男性社員の育休の取得促進について紹介いただきました。取組の結果、徐々に女性比率が増えてきており、職域拡大も進んでていること、また、男性の家庭参画を目指し、育児休業制度の充実や活用に向けた社員への広報等を行い、男性社員5割取得を目標に取り組んでおり、会社としても、今後女性が会社内外で輝いて活躍できる社会に少しでも貢献したいとのことです。​

中特グループ 株式会社ポータルハートサービス 代表取締役 篠田 直美氏

ポータルポータルハートサービス

 篠田社長からは、入社後、実績を積み上げる中で苦労も多くあったが、今は自分の乗り越えた経験を踏まえ、社長として、働きたくても働ける場所がない女性にチャンス与え、また、働きやすい環境づくりに注力していること、などを紹介いただきました。現在では、社員全員が、個性を活かしながら業務にあたって貰い、また、仕事で学んだノウハウをそのまま家庭で活かすことも出来ており、今後も、社員が安心して結婚して出産して、「一刻も早く戻って仕事がしたい」と思って貰えるような職場づくりを更に、進化・充実させたいと考えている、と述べられました。

 

パネルディスカッション:「地域における女性活躍の現状とこれから目指す先について」

 「地域における女性活躍」をテーマに、地元企業の東ソー株式会社南陽事業所、中特グループ 株式会社ポータルハートサービスと、地元大学である周南公立大学に、周南市や県が加わり、産学公のパネリストがそれぞれの立場から、意見交換を行いました。

 2社の取組紹介の内容を踏まえ、県や周南市の女性活躍の取組も紹介しながら、周南公立大学からは、学生の考える働き方について学生の声を紹介いただき、企業からは、制度を活用する社員を見て上司としての思いや、経営者として社員の育成に向けた考えなどの御発言をいただきました。

◆ ファシリテーター:山口大学副学長 鍋山祥子氏

◆ パネリスト: 東ソー株式会社南陽事業所 安増信夫​氏

         株式会社ポータルハートサービス   代表取締役 篠田直美氏

         周南公立大学 学長 髙田隆氏

         周南市長 藤井律子氏

         山口県副知事 平屋隆之

パネル1パネル2

 

 

 

 

 

 

パネル3パネル4​​​

 ​産学公のそれぞれの立場から、活発な意見交換を行い、お互いの取組内容や課題について共有したうえで、シンポジウムを契機に、より一層の取組を進めることをお互いが確認しました。