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やまぐち女性活躍応援団・地域シンポジウムin山陽小野田を開催しました!
働く場における女性の活躍を応援するため、産学公の代表者で結成した「やまぐち女性活躍応援団」の取組として、山陽小野田市や市内の企業・大学との連携による「地域シンポジウムin山陽小野田」を開催しました。
シンポジウム当日の内容は、上記サムネイルからご視聴いただけます。ぜひ、ご覧ください。
1 開催概要
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日時:令和6年10月11日(金曜日)13時30分から16時00分
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会場:Aスクエア(山陽小野田市中央2-3-1)
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主催:山口県、山陽小野田市 共催:山口東京理科大学
2 シンポジウムの様子
開会行事
応援団の紹介
開会あいさつ
山口県知事 村岡嗣政(やまぐち女性活躍応援団 団長)
開会にあたり、村岡知事は、「人口減少や少子高齢化の厳しい状況という課題に対し、地域の活力を維持し、更に高めていかなければならない。本日の地域シンポジウムを契機に、地域や職場、学校など、様々な場で女性活躍の取り組みの輪を拡げていきたい。」と挨拶しました。
山陽小野田市長 藤田剛二
藤田市長は、「多様性を受容する社会の構築が必要であり、異なる価値観、ライフスタイルを持つ多様な人や団体が様々な違いを尊重し、つながり、その力を更に融合させ、「未来の山陽小野田市」のために新しい価値を創出していく協創によるまちづくりを推進していく。」と挨拶しました。
基調講演:「人と社会の可能性をひらく~私を生きられるのは、私だけだ~」
講師:佐藤 幸子氏(株式会社ポーラ コーポレート室長)
講師の佐藤氏からは、ポーラの化粧品事業を通じて、創業当初から長年にわたり取り組まれている女性の応援の歴史や、2029年ビジョンである「私と社会の可能性を信じられる、つながりであふれる社会へ」に向けた取り組みについて、御講演いただきました。
地元企業事例紹介:西日本医療サービス株式会社、富士商株式会社
地元山陽小野田市の企業より、西日本医療サービス株式会社、富士商株式会社の2社から、女性活躍に向けた取組事例の紹介をいただきました。
西日本医療サービス株式会社 総務部長 末村 大輔氏
西日本医療サービス株式会社からは、さまざまな状況に置かれた社員一人一人に寄り添いながら取り組まれている、安心して長く働くことができる環境整備などについて紹介いただきました。今後とも積極的に女性を管理職などに登用して、多くの女性が意思決定の場に参画する企業を目指したい、と述べられました。
富士商株式会社 専務取締役 藤田 征人氏
富士商株式会社からは、従業員の幸福度、満足度を調査するための幸せサーベイワークショップの実施や、人事面談の定期実施など、職場環境の改善に取り組まれていることを紹介いただきました。働く環境として、すべての社員が公平であることを目指して運営して参りたい、と述べられました。
パネルディスカッション:「地域における女性活躍の現状とこれから目指す先について」
「地域における女性活躍」をテーマに、地元企業の西日本医療サービス株式会社、富士商株式会社、地元大学の山口東京理科大学、主催の県及び山陽小野田市に加えて、基調講演の講師にも参加いただき、産学公のパネリストがそれぞれの立場から、意見交換を行いました。
2社の取組紹介の内容を踏まえ、県や山陽小野田市の女性活躍の取組を紹介し、山口東京理科大学からは、学生の就職に対する意識や就職活動の状況などを紹介いただきました。企業からは、働きやすい環境への取り組みや、これから働く若い人たちに向けた思いなどの御発言をいただきました。
◆ ファシリテーター:山口大学副学長 鍋山祥子氏
◆ パネリスト: 西日本医療サービス株式会社 総務部長 末村大輔氏
富士商株式会社 専務取締役 藤田征人氏
株式会社ポーラ コーポレート室長 佐藤幸子氏
山口東京理科大学 副学長 堤千佳子氏
山陽小野田市長 藤田剛二氏
山口県知事 村岡嗣政
産学公のそれぞれの立場から、活発な意見交換を行い、お互いの取組内容や課題について共有したうえで、シンポジウムを契機に、より一層の取組を進めることをお互いが確認しました。
最後に、やまぐち女性活躍応援団長である知事から「ぜひ、若い人たちが山口県で頑張っていきたいと思える地域づくりを目指しましょう」と応援メッセージを発信し、シンポジウムを終了しました。
3 市内企業による学生向けポスターセッション
参加企業
田辺三菱製薬工場株式会社 小野田工場
西日本医療サービス株式会社
株式会社NITTAN
富士商株式会社
山陽小野田市役所
山陽小野田市の企業・市役所で働く、女性社員ご自身の人生を「ライフラインチャート」と共に紹介いただき、学生との意見交換を実施しました。
参加学生へのアンケートからは「ワークライフバランスについての企業の取り組みを知ることができた」、「社員の方々のいろいろな経験を聞き、すごく参考になった」「ライフイベントについて考えるきっかけになった」等、好評な感想を多くいただきました。