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犬や猫の動物を飼う時

ページ番号:0019285 更新日:2021年11月1日更新

 住宅密集地で犬や猫を飼うときは、近隣住民に迷惑をかけない飼い方が基本です。住宅密集地では、近隣との距離が近く、他人のことを考えずに飼育をすれば様々な問題が生じます。
 また、最近では高齢の犬や猫の遠吠え、夜鳴きなどで、周辺に迷惑をかけることも問題となってきています。最悪の場合、手放さざるを得ない状況になってしまうこともあるようです。

 住環境によっても飼うのに適した犬の種類は異なります。一般に住宅密集地では鳴き声が大きな、よく吠える特性のある犬種は向かないと言われています。
 鳴き声などによる近隣への迷惑の防止や犬とのコミュニケーションを容易にするため、犬はできれば室内で飼いましょう。特に集合住宅、過度に住宅が接しているような場合は、室内飼育をお勧めします。屋外ばかりで飼うことは、犬を家族から引き離すことになり、大変なストレスとなります。また、目が届きにくくなるため、しつけも難しくなります。屋外で飼う場合は、次のことを心がけてください。

犬の屋外飼育で心がけること

  • 犬の居場所は犬にとって快適な場所を選びましょう。暑さ、寒さ、雨の対策やノミ・蚊を避けるなどの配慮をしてください。
  • 犬小屋の周囲は常に清潔にします。
  • 隣家との境界付近には、犬小屋を置かないなど、隣人に配慮しましょう。
  • 外部からの刺激で吠えるような場合には、原因を調べてそれにあった対策を行います。
    たとえば、外を人が通るのが気になる場合は、犬の居場所を移したり、外から見えないように植え込みを作ったりします。特定のものに対して吠えるようなら、そのものを遠ざけるなどの配慮も必要です。
  • 散歩や犬と遊ぶ時間を設けるなど犬とのコミュニケーションを十分とるようにします。
  • 鎖につないでいるときは、ストレスを与えないよう、できるだけ動きを制限しないようにし、長時間つないだままにしないようにします。また、事故防止のため、周りのものが倒れたり、高所からものが落ちてきそうなところにはつながないようにします。

 猫は室内で飼うのが基本です。
 屋外には危険がいっぱいです。また、地域住民にふん尿で迷惑をかけることもあり、トラブルの元になりかねません。上下運動のできる場所やリラックスできる場所を用意するなど、心理的、肉体的なストレスを与えないように配慮すれば、室内で飼うことは可能です。
 猫を飼うときは、次のものを要するよう心がけてください。

猫を飼うときに用意するもの

  • 寝床
    猫は狭いところが好きです。体がすっぽり入る程度の市販のハウス、または段ボール箱などにタオルなどを敷きます。キャリーケージを寝床として使えば、病院に行くときなどストレスを与えずに運ぶことができます。
  • トイレ
    市販の猫用トイレに猫用砂をいれたものを用意します。猫は汚れたトイレを嫌います。いつも清潔にしておきましょう。
  • 爪とぎ
    家具や柱で爪をとぐのは飼い主としては困りものですが、これも猫の習性のひとつです。やめさせるのは無理なので、代わりに専用の爪とぎを用意しましょう。
  • 首輪と迷子札等
    万一迷子になったときのために、連絡先を書いた迷子札やマイクロチップなどを付けましょう。
  • 遊び場
    猫は上下運動を好みます。市販のキャットタワーなど、高低差のあるものを上手に使いましょう。