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食の安全情報・腸管出血性大腸菌による食中毒予防
富山県等の焼き肉チェーン店で食肉を生食した人が腸管出血性大腸菌に感染し、4人が死亡する食中毒が発生しました。
腸管出血性大腸菌は健康な牛の腸管内にも生息しているので、新鮮な食肉でも「刺身」や「たたき」など生や半生で食べることは大変危険です。
腸管出血性大腸菌(O-157)などの細菌は加熱すると死滅するので、食肉や内臓などを調理・喫食する際には、中心部まで十分に加熱して(または十分に加熱された食肉を)、おいしく食べましょう!!
食中毒菌の特徴
- 腸管出血性大腸菌
- 腸管出血性大腸菌による食中毒について(食品安全委員会)<外部リンク>
- 腸管出血性大腸菌Q&A(厚生労働省)<外部リンク>
予防のポイント
1 買い物のあとは
- 細菌が増えないよう、きちんと冷蔵庫に保存しましょう(10℃以下)
- ビニール袋や容器に入れ、冷蔵庫内で肉汁などが他の食品につかないようにしましょう
2 調理のときは
- 調理の前や生肉をさわった後は、石けんで手を洗いましょう
- 調理器具は、食肉用と野菜用で使い分けましょう
- 使ったまな板や包丁などはすぐに洗剤で洗い、熱湯などで消毒しましょう
3 食べるときは
- 焼肉やバーベキューをするときは、生肉と野菜などを別々にし、生肉用の取り箸やトングを用意しましょう
- 食肉を生や半生の状態で食べることは避け、しっかり加熱して食べましょう
(中心温度75℃以上で1分間以上)
(参考)
- 山口県
お肉の生食や加熱不足に注意を(PDF:674KB) - 食品安全委員会
バーベキューによる食中毒を防ぐために(PDF:169KB) - 厚生労働省
生食用食肉を取り扱う施設に対する緊急監視の実施について<外部リンク> - 政府公報オンライン
ご注意ください!お肉の生食・加熱不足による食中毒<外部リンク>