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サルモネラによる食中毒
主にいる場所
動物の腸管の中から検出される
犬、ネコなどペット類やネズミ、カメなどの保菌率も高い
特徴
熱に弱い(62℃、30分の加熱で死滅)
5℃以下では増えない
乾燥に強い
原因となる食品
加熱が不十分な食肉、卵などを使った料理が原因となることが多い
潜伏期間(症状が出るまでの時間)
8~48時間(平均24時間)
主な症状
腹痛、下痢、発熱(38~39℃)
1週間程度で回復する
防止対策
- 菌を増やさないようにしましょう
- 卵や食肉などの食材は、低温で保管しましょう
- 二次汚染を防ぎましょう
- 二次汚染とは、原材料に付着した細菌が、手指や調理器具を介して間接的に食品を汚染することです
- 材料と調理済み食品を混在させないようにしましょう
- 下ごしらえの後は、必ず手を洗いましょう
- 調理後はすぐに食べましょう
- 菌に増える時間を与えないようにしましょう
- 菌に増える時間を与えないようにしましょう
一口メモ
卵を溶いたボウルや肉を処理したまな板などを洗う場合、いきなり熱湯をかけると表面のたんぱく質が固まって落ちにくくなるだけでなく、食中毒菌が生き残る可能性があります。
水でよく洗った後に、熱湯を使って消毒しましょう。
関係情報(リンク)
- 鶏肉におけるサルモネラ属菌(リスクプロファイル)<外部リンク>(食品安全委員会)
- 鶏卵中のサルモネラ・エンテリティディス(リスクプロファイル)<外部リンク>(食品安全委員会)