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食の安全情報・正しい手洗い
正しい手洗いをしましょう
食中毒の多くは、目に見えない「細菌」や「ウイルス」が食べ物を通じて体の中に入ることで起こります。
食べ物に細菌などをつけないためには、きちんと手を洗うことが大切です。
正しい手洗いの習慣を身につけて、食中毒を防ぎましょう。
食中毒の原因は?
1 全国の状況
過去に流行した「サルモネラ」や「腸炎ビブリオ」による食中毒は減少していますが、「カンピロバクター」や「ノロウイルス」による食中毒が依然多く発生しています。
両方とも少ない量で感染することが特徴です。
2 最近の食中毒の主な原因
ノロウイルス
- 患者数(全国)では一位
- 10~100個程度と少量で感染するなど、感染力が強い
- 一年を通して発生しているが、特に冬期に流行
- 手指や食品を介し経口で感染するため、トイレ後や食事前、調理前の手洗いが大切
カンピロバクター
- 発生件数(全国)では一位
- 牛や豚、鶏などあらゆる動物がこの菌を持っている
- 100個程度と少量で感染する
- 食肉に付着していることが多く、生肉を取り扱った後の手洗いや食肉の生食、半生製品の喫食を控えることが大切
手洗いのタイミング
- 食事の前
- 調理の前
- 調理中に生の肉や魚介類等をさわった後
- トイレの後
- 動物をさわった後
手洗いミスが起こる部位
- 指先、爪の間
- 指の間
- 親指の周り
- 手首
- 手のしわ
手洗いの方法
- 流水で汚れを簡単に洗い流す
- 石けんをつけて十分に泡立てる
- 手のひらを合わせてよく洗う
- 手の甲を伸ばすように洗う
- 指先、爪の間をよく洗う
- 指の間を十分に洗う
- 親指と手のひらをねじり洗いをする
- 手首も忘れずに洗う
- 流水で石けんと汚れを十分に洗い流す
- 清潔なタオルやペーパータオルで手をふく
- 消毒薬があれば手に取り、よくすり込む
ポスター・リーフレット
(表)
(裏)
※英語版は、山口県立大学の学生の協力により作成しました。
山口県 環境生活部 生活衛生課 食の安心・安全推進班
〒753-8501 山口市滝町1-1
Tel:083-933-2974 Fax:083-933-3079
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