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農業試験場の跡地利用に関する提案を募集しています(サウンディング型市場調査)~補足説明~ ※募集は終了しました
1 はじめに
山口市中心部にある、18.7ヘクタールの広大な農業試験場跡地。
この地を活用して、県では、地元山口市と連携して、山口から新しい「未来のまち」のカタチを発信していきたいと考えています。
今回お示しした「コンセプト」と「実現に向けた3つの視点」について、より実現性が高まるよう、民間事業者の皆様から広くご意見・ご提案をいただくこととしました。
多くの皆様のご参加を心よりお待ちしています。
2 サウンディング型市場調査への参加メリットについて
事業者の皆様は、サウンディング型市場調査へ参加することで、まちづくりの構想段階から参画し、意向を反映できるというメリットがあります。
また、農業試験場跡地を活用した「未来のまち」モデルは、今後、他地域へ波及させていくことも目指しています。そのため、新たなビジネスチャンスへ繋がることも期待できます。
【今後のスケジュール】
3 3つの視点からの導入機能について
(生涯活躍のまちづくり、スマートシティの実現、脱炭素化の推進)
核となる「生涯活躍のまちづくり」は、年齢や障害の有無に関わらず誰もが居場所と役割を持って活躍できる機能や空間が必要となります。
「跡地利用基本構想のコンセプト(イメージ)」 (PDF:1.39MB)でお示ししている生活サービス、地域との接点、都市基盤に関する施設をはじめ、全員活躍に向けてターゲット毎に必要と思われる機能、そして空間。それらの市場性や実現可能性を含めたご提案のほか、事業者の皆様からのシーズ発想によるご提案もお待ちしています。
4 提案の範囲・条件について
敷地の一部だけを利用するご提案も大歓迎です。また、3つの視点(生涯活躍のまちづくり、スマートシティの実現、脱炭素化の推進)を可能な限り取り入れていただき、皆様の専門的見地から、その市場性や実現可能性が高まる手法を幅広くご提案ください。
5 都市計画の用途変更について
ご提案いただいた内容を踏まえて、必要な見直しを行います。
6 ゾーニングについて
今回の調査は、本年度中に策定する「跡地利用基本構想」に反映させることを目的に実施します。このため、皆様からの自由なご提案をいただきたいため、ゾーニングは設定しておりません。
ゾーニングの考え方を含めたご提案もいただけるようであれば、ぜひ参考にさせていただきます。
7 周辺諸課題について
交通対策や雨水排水対策など周辺の諸課題に対して、事業参入しやすい環境の実現のために、必要な対策を行います。
8 行政支援や法規制への対応について
ご提案いただいた内容を踏まえて、必要な支援や取り得る手法を検討させていただきます。
9 追加質問・相談について
ご提案に係る質問や相談を個別に受け付けていますので、県管財課財産活用班(電話:083-933-2228)まで随時お問い合わせください。
10 おわりに
「誰もがつながり合い、共に活躍し、心豊かな生活が続いてゆくまち」を形成することは、そこに居住する人のみならず、周辺住民も含めた全ての皆様を幸せにすることとなります。
行政だけではなし得ない「未来のまち」の実現は、皆様が参入していただくことで初めてカタチとなります。行政としても、このまちに関わる全ての皆様が「Win‐Win」の関係となるよう、全力で支援させていただきます。