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「山口県脳卒中・心臓病その他の循環器病対策推進計画」を策定しました
山口県では、健康づくり対策として、従来、循環器病の発症リスクを高める生活習慣病の発症・重症化予防や、疾病の早期発見、早期治療の推進等の取組を行ってきました。
しかし、脳卒中や心血管疾患などの循環器病は、他の疾病と異なり、突発的に発症し、命に関わる危険な病気で、一命をとりとめた場合も、多くの者に重い後遺症が残る可能性の高い病気で、本県においては、全死因中の約25%を占め、がんに次いで多く、全国平均を上回っている状況です。
このような状況を踏まえ、健康寿命の延伸等を図るための脳卒中、心臓病その他の循環器病に係る対策に関する基本法(以下「法」という。)第11条第1項に基づき、国の「循環器病対策推進基本計画」を基本として、本県の実情に応じた「山口県脳卒中・心臓病その他の循環器病対策推進計画」を策定し、循環器病対策の一層の推進を図ることとしました。
1 基本方針
法や国の基本計画を踏まえ、「循環器病の予防や正しい知識の普及啓発」、「保健、医療及び福祉に係るサービスの提供体制の充実」を図ることにより、「健康寿命の延伸」と「循環器病の年齢調整死亡率の減少」を目指します。
2 全体目標
- 健康寿命の延伸(2040年までに3年以上の健康寿命の延伸)
- 循環器病の年齢調整死亡率の減少
3 計画の期間
この計画の期間は、2021年度(R3年度)から2023年度(R5年度)までの3年間とします。
山口県脳卒中・心臓病その他の循環器病対策推進計画