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予防接種について
予防接種は、疾病への感染予防、発病の防止、症状の軽減、病気のまん延の防止などを目的として、予防接種法に基づいて行われています。
現在、予防接種法で定められている定期の予防接種を行う疾病は以下のとおりです。
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A類 |
ジフテリア、百日せき、急性灰白髄炎(ポリオ)、破傷風、麻しん、風しん、日本脳炎、結核、Hib感染症、肺炎球菌感染症(小児)、ヒトパピローマウイルス感染症、水痘、B型肝炎、ロタウイルス |
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B類 |
インフルエンザ(高齢者)、肺炎球菌感染症(高齢者)、新型コロナウイルス感染症(高齢者)、帯状疱疹(高齢者) |
※接種目的によって、A類疾病とB類疾病に分けられます。
A類疾病は、主に集団予防や重篤な疾患の予防に重点をおいているもので、対象者(保護者)に、接種の努力義務が課せられています。
B類疾病は、主に個人予防に重点を置いているものです。
定期予防接種は各市町が実施しています。実施場所や接種時期などの詳細は、お住まいの市町へお問い合わせください。→定期接種に関する市町の窓口一覧
- 国立感染症研究所:定期/任意予防接種接種スケジュール(別ウィンドウ) <外部リンク>
- 国立健康危機管理研究機構:定期/任意予防接種スケジュール(別ウィンドウ)<外部リンク>
- 厚生労働省:予防接種情報(別ウィンドウ) <外部リンク>
ヒトパピローマウイルス感染症の定期接種(HPVワクチン)について
子宮頸がんの原因は性的接触によって感染するヒトパピローマウイルス(HPV)です。そのため、ワクチンを接種してウイルスの感染を防ぐことで、子宮頸がんを予防できると考えられています。
HPV感染症を防ぐワクチン(HPVワクチン)は、小学校6年~高校1年相当※の女子を対象に、定期接種が行われています。
※対象年齢:12歳となる日の属する年度の初日から16歳となる日の属する年度の末日までの間にある女子
HPVワクチンは、平成25(2013)年6月から、積極的な勧奨を一時的に差し控えていましたが、令和3(2021)年11月に、専門家の評価により「HPVワクチンの積極的勧奨を差し控えている状態を終了させることが妥当」とされ、原則、令和4年4月から、他の定期接種と同様に、個別の勧奨を行うこととなりました。
- 小学校6年~高校1年相当の女の子と保護者の方へ大切なお知らせ (概要版)2025年2月改訂版 (PDF:5.94MB)
- 小学校6年~高校1年相当の女の子と保護者の方へ大切なお知らせ(詳細版)2025年2月改訂版 (PDF:9.86MB)
- HPVワクチンを受けたお子様と保護者の方へ(令和4年度厚生労働省作成) (PDF:7.03MB)
- 医療従事者の方へ~HPVワクチンに関する情報をまとめています~(厚生労働省作成】2025年2月改訂版 (PDF:1.17MB)
≪平成9度度~20年度生まれの女性で、2024年度末までにHPVワクチンを1回以上受けた方は、残りの接種を公費により接種することができます。≫
公費による接種を希望する方は、2026年3月31日までに2回目・3回目のワクチンを接種することをご検討ください。
- 厚生労働省:ヒトパピローマウイルス感染症(HPVワクチン)(別ウィンドウ) <外部リンク>
- 厚生労働省:HPVワクチンQ&A(別ウィンドウ) <外部リンク>
県内市町における任意予防接種への助成状況について
個人の発病と重症化防止のため、個人の責任と判断で受ける任意の予防接種について、市町が費用助成を実施している場合があります。
詳しくは、お住いの市町にお問い合わせください。→定期接種に関する市町の窓口一覧
海外渡航に必要な予防接種
海外渡航される場合に、渡航先によっては、A型肝炎、破傷風など受けた方がよい予防接種があります。また、海外に留学される場合等で、留学先から特定の病気について、予防接種を済ませておくよう求められることがあります。
受けた方がよい予防接種の目安や、海外渡航の際の予防接種実施機関については、次のリンク先でご確認ください。
予防接種を受けることができる医療機関の検索
「やまぐち医療情報ネット」において、予防接種を受けることができる県内医療機関を検索することができます。
表示された医療機関を受診される前に、念のため予防接種を実施しているかお問い合わせください。
やまぐち医療情報ネット(別ウィンドウ) <外部リンク>

