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献血・献血Q&A

ページ番号:0138260 更新日:2020年11月27日更新

Q1:献血って、どんな種類があるの?

Q2:献血って、何歳からできるの?

Q3:献血して、病気がうつったりしないの?

Q4:血液が足りないときのために保存しておけばいいんじゃない?

Q5:血液って充分足りてるの?

Q6:400mL献血と成分献血を勧められるのはなぜ?

Q7:血液の働きって?

Q8:献血された血液を、検査するって聞いたことがあるけど?

Q9:血液ってどんなものでできてるの?

Q10:A、B、O、ABの血液型で、日本人が一番多い血液型は何?

Akennketu

Q1:献血って、どんな種類があるの?

A1:血液の、全ての成分を採血する全血献血(400mL献血・200mL献血)と、体内で回復するのが遅い赤血球は献血者にお返しする成分献血(血漿成分献血・血小板成分献血)があります。

Q2:献血って、何歳からできるの?

A2:成分献血は18歳から、400mL献血は男性は17歳から女性は18歳から、200mL献血は16歳からできます。たばこやお酒は20歳から。献血は未成年でもできます。

Q3:献血して、病気がうつったりしないの?

A3:献血の針やバッグなどは、全て滅菌済みの新品で、一度しか使いません。病気がうつる心配はありません。また、献血会場では新型コロナウイルス感染症への対策を徹底しています。

やまぐち献血ルームFor you での感染防止対策について<外部リンク>

(日本赤十字社)新型コロナウイルス感染症への対応等について<外部リンク>

Q4:血液が足りないときのために保存しておけばいいんじゃない?

A4:血液は生きた細胞で、長期間保存することはできません。一番短いもので血小板の4日間。一番長いもので血漿の1年間。赤血球で21日間です。薬によっては飲んでいると献血できないこともあるため、風邪のはやる冬や、花粉症のはやる春先に血液不足になります。

Q5:血液って充分足りてるの?

A5:医療機関で使用する血液の量が年間を通して一定なのに対し、献血へのご協力には季節的な変動があるため、一時的に不足することがあります。だから、年間を通して継続的なご協力が必要なのです。また、血液を必要とする高齢者の方々が増えているのに対して、献血に協力してくれる人、特に若い人たちが減っています。輸血を必要とする患者さんが困らないように、若い人たちの協力も必要なのです。

血液不足のけんけつちゃん

Q6:400mL献血と成分献血を勧められるのはなぜ?

A6:輸血を受ける患者さんにとって、少人数の献血者の血液を使用する方が、血液を介する感染の危険性も少なく、体への負担も軽いことが分かっています。だから、400mLや、一度に多くの製剤をつくることが出来る成分献血は、患者さんにとってより安全なのです。また成分献血では、体内で回復するのが遅い赤血球は献血者にお返しするので、献血者にとっても体の負担が軽いのです。

Q7:血液の働きって?

A7:酸素や栄養を運ぶ、病原体と戦う、出血を止めるといった生命の維持に欠かせない役割を担っています。

Q8:献血された血液を、検査するって聞いたことがあるけど?

A8:患者さんに安全な輸血が行われるよう、血液型をはじめウイルスの検査など、厳しい検査が行われています。しかし、肝炎やエイズに感染した直後の数週間は、最新の検査によってもウイルスなどの病原体を発見することはできないことから、その検査を目的とした献血は、患者さんに病気をうつしてしまうかもしれない大変危険な行為となります。

もしも、肝炎やエイズに感染した可能性がある、あるいはその心配がある場合は、専門の医療機関または最寄りの保健所にご相談ください。また、エイズ検査の結果は、お知らせしていません。

Q9:血液ってどんなものでできてるの?

A9:赤血球、白血球、血小板、血漿という色々な成分からできています。

赤血球

〈赤血球〉

肺で酸素を受け取り体中のすみずみまで運ぶ役割があります。

血液が赤く見えるのは、赤血球の中のヘモグロビンというタンパク質が赤い色をしているからです。

約2/3が水分で、残り1/3がヘモグロビン。真ん中がくぼんだ形をしていて、やわらかく、形を変えて、どんな細い血管へも流れていきます。

白血球

〈白血球〉

体に侵入した病原体やウイルスをやっつける役割があります。毛細血管の壁もくぐり抜けることができるので、血管の外にいる病原体にも有効です。

血小板

〈血小板〉

けがなどで血管が損傷を受けると真っ先にその部分へ集中し、互いにくっつきあって大きくなり、傷口をふさぎます。

さらに血漿中のフィブリノゲンという物質が働いて血液の固まりをつくりあげ、止血をします。

〈血漿〉

栄養と赤血球・白血球・血小板を運ぶための薄い黄色の液体です。そのうちの約90%は水です。

この他に体内の二酸化炭素を受け取り肺に戻したり、老廃物を体外に排出したり、血圧を保つ働きをし、血小板とともに止血の働きをしています。(フィブリノゲンなど凝固因子)一度かかった病気(はしかなど)にかからないのは、血漿の中に含まれる抗体が、菌に対する抵抗力を保持するからです。

Q10:A、B、O、ABの血液型で、日本人が一番多い血液型は何?

A10:A型です。A:O:B:AB=約4:3:2:1の割合です。血液型を、A、B、O、ABの4つのタイプに分けたのが「ABO血液型」、プラスとマイナスに分けたのが「Rh血液型」です。日本人のほとんど(99.5%以上)は「Rh+」です。これらはいずれも赤血球の血液型ですが、他にも白血球や血小板にも血液型があります。特に白血球の型は骨髄移植などの際に利用され、重要です。