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ほじょ犬(身体障害者補助犬)について
1 ほじょ犬(身体障害者補助犬)とは
ほじょ犬(身体障害者補助犬)とは、目や耳、手足に障害のある方をサポートする「盲導犬(もうどうけん)」「介助犬(かいじょけん)」「聴導犬(ちょうどうけん)」のことです。
法律(身体障害者補助犬法(しんたいしょうがいしゃほじょけんほう))に基づき、サポートに必要な特別な訓練を受けています。認定されたほじょ犬は、一目でほじょ犬だとわかるように、認定番号、認定年月日、犬種(けんしゅ)、連絡先などが表示されています。
盲導犬(もうどうけん) |
目の不自由な人が、安全に街を歩けるように、段差や曲がり角などを教えます。胴にハーネス(胴輪(どうわ))をつけています。 |
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介助犬(かいじょけん) |
手足が不自由な人に代わって、落としたものを拾ったり、ドアを開けたり、スイッチを押したりします。着がえも手伝います。 |
聴導犬(ちょうどうけん) |
耳が不自由な人に代わって音を聞き、車のクラクションやドアチャイムの音、非常ベルなどを教えます。 |
※山口県内では、16頭の盲導犬が活躍しています。(令和6年4月1日現在)
2 身体障害者補助犬法とは
障害のある方の自立と社会参加を促進するための法律です。
ユーザー(ほじょ犬を同伴する障害のある方)は、ほじょ犬の行動をしっかりと管理し、ほじょ犬の体を清潔に保つこととされています。
不特定多数の人が利用する施設において、ユーザーがほじょ犬を同伴して入場することを断ることは、法律で禁じられています。
※障害者差別解消法の概要についてもご覧ください。
3 県民の皆様へのお願い
ほじょ犬に出会ったときは、触ったり、食べ物を与えたり、大声で呼んだりしないでください。
ほじょ犬はお仕事中です。ユーザーからの指示がきちんと伝わるように、静かに見守りましょう。
ほじょ犬を同伴していても、ユーザーが困ってしまうこともあります。
そんなときには、周りの方が「何かお手伝いしましょうか?」と声をかけたり、筆談で尋ねてください。
4 ほじょ犬の給付事業について
山口県では、身体障害者の自立と社会参加を促進するため、ほじょ犬の給付事業を行っています。
詳細は以下のリンク先でご確認ください。
身体障害者補助犬(盲導犬・介助犬・聴導犬)受給者の募集を開始します
5 ほじょ犬の同伴や使用に関する苦情相談・お問合せ先
相談窓口 |
住所 |
電話番号 |
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山口県障害者支援課 |
山口市滝町1-1 |
(083)933-2765 |
下関市障害者支援課 |
下関市南部町1-1 |
(083)231-1917 |
関連リンク
厚生労働省ホームページ「身体障害者補助犬」<外部リンク>