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山口県母子保健ガイド・葉酸摂取促進

ページ番号:0018275 更新日:2021年11月1日更新

妊娠前から葉酸をとりましょう!

親子

葉酸は、赤ちゃんの正常な発育のために必要な栄養素です。
赤ちゃんの神経管閉鎖障害予防のために、妊娠の1か月以上前から摂取することが大切です。

葉酸って何?なぜ必要?

 葉酸とは、ビタミンB群の一種です。近年、妊娠前や妊娠初期でのお母さんの葉酸摂取不足により、胎児に神経管閉鎖障害の発症リスクが高まることが明らかになっています。
 このため、妊娠を計画している女性や妊娠中の女性は、通常の食事に加え、サプリメントなどによる葉酸の摂取が推奨されています。
 ※葉酸を正しく摂取しても、神経管閉鎖障害を持つ子どもが生まれるリスクがなくなるわけではありません。

神経管閉鎖障害とは?

 神経管閉鎖障害とは、妊娠後に胎児の神経管に障害が起こり、二分脊椎症や無脳症、髄膜瘤などが生じることです。日本での発症は、脊椎に癒着不全が生じる二分脊椎症が大部分を占めます。
 二分脊椎症にかかると、産後早期の背中の手術治療のほか、水頭症や歩行障害、排せつ障害の治療など、生涯にわたるリハビリが必要になることがあります。
 日本では現在、出生1万人中約6人に二分脊椎症の子どもが生まれるといわれています。

いつから、どのくらいとればいいの?

摂取期間

 サプリメントで、付加的に葉酸を摂取した方が良い期間は、妊娠1か月以上前から妊娠3か月までです。
 妊娠前からの摂取が推奨されていますので、妊娠を計画している方は毎日の食事やサプリメントなどで摂取する必要があります。

摂取量

 普段の食事に加え、付加的に摂取すべき葉酸の量は、1日当たり400μgです。

こんな方は特に注意が必要です

以下に当てはまる方は、神経管閉鎖障害を持つ子を妊娠する可能性が比較的高くなります。

  • 家族に神経管閉鎖障害の方がいる
  • 過去に神経管閉鎖障害を持つ子を妊娠した

上記に当てはまる方は、医師の管理下での葉酸摂取が必要となりますので、医療機関に相談してください。

リーフレット(PDF:1.52MB)

関連リンク

厚生労働省「妊娠中と産後の食事について」<外部リンク>

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