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火災予防・春の火災予防運動

ページ番号:0014180 更新日:2023年2月27日更新

火災が発生しやすい時季を迎えるに当たり、ひとりひとりが火気の取扱いに注意し、火災予防を徹底しましょう。

安心を 明日につなげる 警報器

(令和5年山口県防火標語)

実施期間

3月1日(水曜日)から3月7日(火曜日)まで

山口県重点目標

山口県では、8つの目標を掲げ、重点的に推進することとしました。

1 住宅防火対策の推進

 山口県の火災による死者のうち、半数以上は住宅火災によるもので、そのうち、65歳以上の高齢者は約7割を占めており、「逃げ遅れ」によるものが主な要因となっています。
 また、住宅火災ににより死者の発生した住宅の多くで「住宅用火災警報器」が設置されていなかったことが判明しています。住宅への「住宅用火災警報器」の設置は、消防法や市町の条例により義務付けられており、住宅火災の発生にいち早く気付き、身を守る行動を取るためには、「住宅用火災警報器」の設置が効果的です。
 なお、「住宅用火災警報器」を設置した後も、作動状態や電池などを定期的に点検し、維持管理に努めましょう。
(本体内部の部品の経年劣化等により、設置していても作動しなかったり、誤作動する場合がありますので、10年を目安に本体を交換しましょう。)

2 野焼き火災や林野火災等予防対策の推進

  1. 野焼きやたき火を行う時は、事前に消火用具(消火器、水バケツ等)を準備しておく。
  2. 野焼きを行う時は、事前に最寄りの消防署に連絡すること。
    (火災予防や火災発生時の対応のためであり、野焼きの許可とは異なります。)
  3. 枯れ草などのある火災が起こりやすい場所では、たき火をしない。
  4. たき火の場所をはなれるときは、完全に消火する。
  5. 風の強いとき、空気が乾燥しているときは、たき火や火入れをしない。
  6. たばこの吸いがらは必ず消し、投げ捨てない。
  7. 火遊びはしない。

野焼きは、一部の例外を除き、廃棄物処理法違反となる恐れがあります。野焼きの可否については、事前に各市町の廃棄物担当課に御相談ください。

3 乾燥時及び強風時の火災発生防止対策の推進

 空気が乾燥する時期は、草木が乾燥していることから、たき火や草焼きの火が想像以上の速度で燃え拡がり、火に巻かれて死傷したり、火の粉が飛んで離れた場所の建物や可燃物に燃え移ったりする恐れがあります。
 また、住宅密集地等でいったん火災が発生すると、風にあおられて近隣住宅へ飛火するなどして、一気に火災が拡大する恐れがあります。
 乾燥時や強風時は、屋内であっても、いつも以上に火の取扱いに注意するとともに、屋外では、なるべく火を取扱わないように努めましょう。

4 木造飲食店等が密集する地域に対する防火指導の推進

 昨年、福岡県北九州市の旦過地区で発生した火災で甚大な被害が出たように、木造飲食店等が密集する地域では火災が発生した場合に大規模な火災につながる危険性が高いです。
 こうした地域を「重点防火指導対象地域」に指定するとともに、地域の住民、地域の関係者と連携して重点的な防火指導を図ります。

5 放火火災防止対策の推進

 全国における過去数年間の出火原因をみると、放火(放火の疑いを含む)が最も多く、本県においても出火原因の約1割を占めています。
 放火火災予防対策の基本は、地域住民が自ら放火火災に対する危機意識を持ち、安全で住みよい街づくりを進めていくことです。地域で協力体制を整え、放火されない環境づくりを心掛けましょう。

6 特定防火対象物等における防火安全対策の徹底

 旅館、ホテル等の特定防火対象物では多数の人が出入りするため、火災が発生すると多大な被害が生じる可能性があります。防火安全対策の徹底のため、避難施設や消防用設備等の維持管理に問題がないか確認し、防火管理体制の充実を図ります。

7 製品火災の発生防止に向けた取組の推進

 製品の適切な使用・維持管理及び製品火災に関する注意情報の周知徹底を図ります。

8 多数の者が集合する催しに対する火災予防指導等の徹底

 地域のイベントや祭り等の多数の者が集合する催しにおいては、火災が発生すると被害が甚大となるおそれがあることから、主催者に対する火災予防上の指導を徹底するとともに、火気器具を使用する屋台等へのガソリン等の貯蔵・取扱いについての指導の徹底を図ります。

各消防本部が実施する主な行事

【全県】R5春季・消防行事予定一覧 (PDF:217KB)

山口県の火災概要(令和3年・令和2年)

山口県の火災発生状況(令和3年及び令和2年)R5.2.15時点 (PDF:93KB)

住宅防火 いのちを守る 10のポイント -4つの習慣・6つの対策-

4つの習慣

  • 寝たばこは絶対にしない、させない。
  • ストーブの周りに燃えやすいものを置かない。
  • こんろを使うときは火のそばを離れない。
  • ​コンセントはほこりを清掃し、不必要なプラグは抜く。

6つの対策

  • 火災の発生を防ぐために、ストーブやこんろ等は安全装置の付いた機器を使用する。
  • ​​火災の早期発見のために、住宅用火災警報器を定期的に点検し、10年を目安に交換する。​
  • ​火災の拡大を防ぐために、部屋を整理整頓し、寝具、衣類及びカーテンは、防炎品を使用する。
  • ​火災を小さいうちに消すために、消火器等を設置し、使い方を確認しておく。
  • ​お年寄りや身体の不自由な人は、避難経路と避難方法を常に確保し、備えておく。
  • ​防火防災訓練への参加、戸別訪問などにより、地域ぐるみの防災対策を行う。

~住宅火災から命を守るために~
山口県住宅防火対策推進協議会

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