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火災予防・野焼き・林野火災にご注意を

ページ番号:0014185 更新日:2021年11月1日更新

 春や秋は空気が乾燥するうえ、風の強い日が多く、山火事などが発生しやすい時季です。

 山林周辺でのたき火は行わず、たばこなどの火の取り扱いに十分注意するとともに、乾燥注意報や火災気象通報の発令中は極力、野焼きや、たき火をしないようにしましょう。

※野焼きは、一部の例外を除き、廃棄物処理法違反となる恐れがあります。野焼きの可否については、事前に各市町の廃棄物担当課に御相談ください。

野焼きによる火災を防ぐために

  • 乾燥注意報や強風注意報の発令中は、延焼速度が速くなるので、極力、野焼きを実施しないこと。
  • やむをえず野焼きを行う場合は、以下の点に注意すること。
    ・事前に最寄りの消防署に連絡すること。(火が拡大して火災となった場合に備えるためであり、野焼きの許可とは異なります。)
    ・決して1人では行わず、複数人で実施すること。
    ・高齢者のみでの実施は、非常に危険なので行わないこと。
    ・消火器、水バケツ等の消火用具を事前に準備すること。
    ・燃えにくい生地の衣服(注)を着るなど、衣服への着火には十分気を付けること。
  • また、万が一、衣服に火が着いたときは、(1)止まれ (2)倒れろ (3)転がれ (ストップ、ドロップ アンド ロール) とされています。
    (1)止まれ(ストップ) ~走ると風が起こり、火の勢いを大きくしてしまうので、止まる~
    (2)倒れろ(ドロップ) ~燃えている部分を地面に押し付けて、火を消す~
    (3)転がれ(ロール) ~地面に倒れ、左右に転がり、衣服の火を消す~

(注記について)
・衣服の燃えやすさは、その素材と形状によっても異なります。
・綿製品も一概に燃えにくいとは言えず、化学繊維はその種類によって燃えやすさや燃え方は異なります。
・表面が起毛立ちした衣服は、短時間で表面を火が走ります。(表面フラッシュ現象)
・野焼きの時には、例えば、防炎製品の腕カバーを付けることや、厚い生地の服を着ることが有効とされています。
 ※防炎製品は、(公財)日本防炎協会<外部リンク>が認定し、取扱っています。
・いったん火の勢いが強くなると、予想以上に火の回りが早く、煙に巻かれてしまうことがあります。
・消火器や水バケツ等でも消せないときは無理に消そうとせず、安全な場所に避難するとともに、速やかに消防署に通報しましょう!

林野火災が発生したらどうなるの?

 森林は、木材の供給だけでなく、水を貯めたり、山崩れを防止したりして、私たちの暮らしに重要な役割を果たしています。万が一、森林が焼失すると、保水能力が低下し、台風や集中豪雨などの時に土砂崩れなどの自然災害が起こりやすくなり、大きな損害が発生するおそれがあります。

林野火災を防ぐためのポイント

林野火災の多くは、火の取り扱いの不注意から発生しています。
ハイカー、森林作業者及び地域住民等の入山者の方は、以下の点に注意してください。

  • 火を取り扱う場合は、以下の点に注意して下さい。
    • 枯れ草などのある火災が起こりやすい場所ではたき火をしないこと。
    • 火気の使用中はその場を離れず、必ず消火を確認すること。
    • 強風時や乾燥時には、たき火、火入れをしないこと。
    • たばこの火は必ず消し、吸いがらは投げ捨てないこと。
    • 火遊びは、しないこと。

火災の多くは、私たち一人一人が気をつければ防ぐことができる災害です。
林野火災・野焼き火災防止のために、皆様のご協力をお願いします。