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【山口県の消防団】消防団協力事業所表示制度
消防団協力事業所表示制度とは?
事業所の消防団活動への協力が社会貢献として広く認められると同時に、事業所の協力を通じて地域防災体制がより一層充実されることを目的とした制度です。
山口県では、全市町で『消防団協力事業所表示制度』が導入されており、令和6年4月1日現在、13市2町で219事業所が消防団協力事業所(シルバーマーク)として認定されています。
また、市町認定の消防団協力事業所のうち、特に顕著な功績が認められる事業所として、19事業所に『総務省消防庁消防団協力事業所表示証』(ゴールドマーク)が交付されています。
なぜこの制度が始まったの?
「地域密着性」「要員動員力」「即時対応力」を持つ消防団は、地域防災の中核的存在ですが、その団員数は年々減少しており、団員の確保が課題となっています。
現在、団員の7割は被雇用者であることを踏まえると、被雇用者の入団を促進することが必要ですが、被雇用者が入団しやすく活動しやすい職場環境づくりには、事業所の理解と協力が不可欠だからです。
事業所の協力例
- 勤務時間中の消防団活動に便宜を図っている。
- 地域防災のために従業員の入団促進に積極的に取り組んでいる。
- 災害時等に事業所の資機材を消防団に提供している。 等
「消防団協力事業所」として認められた場合
表示証マークの事業所建物への表示や、事業所ホームページへの掲載、従業員の名刺等への刷込などを通じて、消防団活動を通じた社会貢献を広く公表することにより、事業所のイメージアップにつながります。
消防団協力事業所に対する山口県の特例措置
政策入札制度
市町で認定されている消防団協力事業所について、本県の競争入札等(業務委託)における政策入札制度の評価項目として導入し、優先指名の選考対象としています。
政策入札制度への登録を希望される場合は、競争入札参加資格申請に併せて登録申請が必要となりますので会計課審査指導班(083-933-3915)までお問い合わせください。
消防団活動に対し、事業所の皆様のご協力をお願いします
消防団協力事業所表示制度の詳細については、各市町の消防団窓口にお問い合わせください。
市町消防団窓口一覧(R6年4月1日現在) (PDF:77KB)