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新たな地域交通モデルの形成

ページ番号:0014021 更新日:2021年3月30日更新

新たな地域交通モデル形成の推進

 人口減少や少子高齢化の進展、運転手不足の顕在化、新型コロナウイルスの影響による交通事業環境の変化等、地域公共交通を巡る社会環境は、近年、大きく変化しています。
 また、一方で、Maas等の新たなモビリティサービスの活用に向けた取組など、交通分野においても、AIやICT等のイノベーションの急速な進展を背景とした新たな技術開発・社会実装の取組が進められてます。
 県では、地域交通の新たな取組モデルが形成されるよう、新モビリティサービスの活用や既存の公共交通サービスの改善等を含めた幅広い視点から、地域交通の課題解決を図っていきたいと考え、「新たな地域交通モデル検討委員会」を設置し、取組を進めています。

1 「新たな地域交通モデル形成に関する取組方針」の策定(令和4年3月一部改訂)

 「新たな地域交通モデル検討委員会」では、本県における地域特性等を踏まえた課題を整理し、様々な視点からの取組を推進していくための指針として「新たな地域交通モデル形成に関する取組方針」を策定しました。
 地域交通を取り巻く環境の変化に対応するため、本取組方針についても適宜見直しを行いながら、課題解決に向けた取組を進めます。

新たな地域交通モデル形成に関する取組方針ーContentsー

1 地域交通を取り巻く環境

  • 1-1 人口減少・少子高齢化の現状とその影響
  • 1-2 観光
  • 1-3 運転手不足
  • 1-4 新たな技術の開発や社会実装の動き
  • 1-5 災害
  • 1-6 新型コロナウイルス感染症の影響
  • 1-7 地域交通に関する法律の改正

2 目指すべき将来の姿と取り組むべき重要テーマ

3 テーマ別の取組方針

  • 3-1 交通空白地の移動手段確保
  • 3-2 幹線路線の維持
  • 3-3 市街地における回遊性の向上
  • 3-4 観光地等の移動利便性向上
  • 3-5 運転手不足の解消
  • 3-6 公共交通情報のデジタル化
  • 3-7 災害発生時における移動手段の確保

4 検討委員会

  • 4-1 検討経緯
  • 4-2 検討委員一覧
  • 4-3 山口県内の新たな地域交通モデル情報

ダウンロードはこちらから→新たな地域交通モデル形成に関する取組方針(令和5年3月改訂) (PDF:3.97MB)

2 「新たな地域交通モデル形成推進実証事業」の実施

 県内の地域交通課題の解決に資する市町の取組に対し、実証事業の必要経費を支援することで、地域における先導的な取組を喚起し、地域の新たな取組モデルの形成を進めます。

<令和3年度に実施した事業>

実施場所

下松市

事業の目的

市街地及び郊外団地における高齢者等の移動手段の確保

事業の方向性

  • ダイナミックプライシングの考え方を取り入れたタクシー助成制度を導入
  • オフピーク時の需要喚起により移動需要の平準化を図ることで、限られた運転手数で多くの需要に対応

<令和4年度に実施した事業>

実施場所

船木鉄道(株)が運行するバス路線(山陽小野田市、宇部市

事業の目的

公共交通のデジタル化推進による利便性向上

事業の方向性

  • オープンデータ(Gtfs-JP)を活用したバスロケーションシステムの導入

  • バス事業者自らがシステムを運営できる体制づくり

 ※報道発表:オープンデータ(Gtfs-JP)を活用したバスロケーションシステムの導入実証実験が本格導入に繋がりました。

 

(参考)新たな地域交通モデル検討委員会について

 

 地域交通に見識の深い学識経験者、県内の交通事業者、関係行政機関に参画いただき、それぞれの見地を踏まえながら、地域交通の課題解決に向けた取組を進めています。

設置日

 令和2年6月4日

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