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アメリカ合衆国ハワイ州について

ページ番号:0172590 更新日:2022年8月29日更新

ハワイ州との交流

山口県とハワイ州との姉妹提携締結

 令和4年(2022年)8月27日、周防大島町で行われた調印式において、村岡嗣政知事とハワイ州のデービッド・イゲ知事が「日本国山口県とアメリカ合衆国ハワイ州との姉妹提携宣言」に署名し、姉妹提携を締結しました。

 今後も文化、観光、物産、教育等、様々な分野で交流を進め、両県州にとって実りのある姉妹関係を築いていきます。

 

姉妹提携に至った経緯

 山口県とハワイ州とは、歴史的に深く強い繋がりがあります。日本からの官約移民が始まった明治18年(1885年)から明治27年(1894年)までの間に、本県から10,424人の県民がハワイへ移住され、幾世代にもわたりハワイ社会において活躍を続けてこられました。

 このような背景の下、県では、ハワイにある5つの山口県人会(マウイ、ハワイ島、ホノルル、コナ、カウアイ)の皆様と交流を続け、絆を深めてきました。

 本県の周防大島町では、昭和38年(1963年)にカウアイ郡と姉妹島提携を締結し、約60年にわたり、両島首長、島民の相互訪問、交換留学など多岐にわたる交流活動を展開しています。

 県立大津緑洋高校では、ハワイ沖で水産実習を行い、ホノルルに寄港した際に、ホノルル山口県人会の皆様と交流を行っています。

 さらには、岩国錦帯橋空港からは、過去6回、チャーター機がハワイに就航し、多くの県民がハワイを訪問し、県人会をはじめとしたハワイの方々と交流を深めました。

 こうした、これまで県人会の皆様と積み重ねてきた交流の絆を、ハワイ州の皆様と共有し、高齢化が進む県人会の活性化や、ハワイと本県との交流を次世代に継承するため、両県州の交流をこれまで以上に進めていこうという機運が高まりました。

 これまで長年にわたって築いてきた県人会との信頼関係を土台とし、新たな交流の歴史を積み重ねていくため、姉妹提携を締結する運びとなりました。

写真

調印式① 調印式②

調印式③ 調印式④

日本国山口県とアメリカ合衆国ハワイ州との姉妹提携宣言

姉妹提携宣言

ハワイ州の概要

面 積 16,634平方キロメートル(山口県の約2.7倍)
人 口 1,455,271人(アジア系37.2%、白人22.9%、先住民・太平洋諸島系10.8%)
州 都 ホノルル市
経 済

1.主要産業:観光業、不動産業、建設業
2.GDP:898.5億ドル(2020年。対前年比-6.2%)
3.輸出額:3.2億ドル(2020年)
4.輸出品目:飲料水(深層海洋水),農産品(パパイヤ、コーヒー等),水産物(エビ等)
5.輸出相手国(2020年):オーストラリア(15.8%)、日本(14.5%)、バングラデシュ(12.2%)、香港(11.5%)、韓国(7.7%)

日本との関係

【在留邦人数】
 26,856人(2021年10月付)
【日系人】
 1868年(明治元年)に最初の日本移民が到着した。約17万人、州人口の12.2%(2019年時点)。
【対日経済】
 1.対日輸出額:4.6百万ドル(2020年)
 2.主要輸出品目:飲料水,加工食品,農産品
 3.日系企業の進出状況:約192事業所(2021年)
【姉妹都市・友好関係(全32自治体)】
 1.州との姉妹・友好関係(6自治体)
  福岡県、沖縄県、広島県、愛媛県、北海道、山口県
 2.市・郡との姉妹・友好関係(26自治体)
  ※カウアイ郡と周防大島町は、昭和38年(1963年)6月22日に姉妹島提携を締結。

※ 出典:在ホノルル総領事館作成資料より(令和4年8月現在)