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錦帯橋の世界文化遺産登録に係る国への要望について

ページ番号:0308427 更新日:2025年6月24日更新

 ​県では、錦帯橋の世界文化遺産登録に向けた取組を、岩国市と連携して進めています。
 世界遺産の国内候補の選定にあたっては、世界遺産暫定一覧表へ記載されることが必須となっており、現在、国において、新たな資産の追加記載に向けた具体的な検討がなされていることから、世界遺産暫定一覧表への追加記載等を要望する要望書を、6月12日に文部科学省へ、6月13日に文化庁(京都庁舎)へ提出しました。

 

1 要望概要

(1)文部科学省

              1)  日時   令和7年6月12日(木曜日)
              2)  要望先  文部科学省 文部科学大臣政務官 金城泰邦
              3)  要望者  山口県知事 村岡嗣政
                                     山口県議会議長 柳居俊学
                                     山口県議会副議長 河野亨
                                     山口県議会議会運営委員会委員長 畑原勇太
              4) 同行者      岩国市長  福田良彦
                                     岩国市議会議長 片岡勝則

(2)文化庁[京都庁舎]

        1)日時    令和7年6月13日(金曜日)
              2)要望先   文化庁 文化庁審議官 今泉柔剛
              3)要望者   山口県知事 村岡嗣政
                                    山口県議会副議長 河野亨
                                    山口県議会議会運営委員会委員長 畑原勇太
              4)同行者   岩国市長 福田良彦
                                    岩国市議会議長 片岡勝則
文部科学省要望時の画像
文部科学省要望
 左から片岡岩国市議会議長、福田岩国市長、村岡県知事、金城大臣政務官、柳居県議会議長、
    河野県議会副議長、畑原県議会議運委員長、南野美祢市教育長
文化庁要望時の画像
​文化庁(京都)要望
 左から片岡岩国市議会議長、福田岩国市長、村岡県知事、文化庁今泉審議官、河野県議会副議長、
    畑原県議会議運委員長

 

2 要望及び要望に対する主な回答

 (1) 文部科学省

 1) 山口県知事 村岡嗣政
    錦帯橋は、世界唯一のアーチ構造を持つ5連の木造橋であり、景観美や、架け替えを繰り返しな
     がら受け継がれてきた架橋技術は、本県が世界に誇る文化資産である。
                 これまでも錦帯橋の世界遺産登録に向け、県と岩国市、関係団体等が官民一体となって取組を進
           めてきたところだが、今年度、県では組織改編を行い、「錦帯橋世界遺産推進室」を設置し、体制の
           強化を図るとともに、県職員を岩国市の併任職員とするなど、一層の連携を図っているところ。
                 現在、暫定一覧表の記載資産が減少し、国において、新たな資産の追加記載に向けた具体的な検
            討が進められていると聞いており、この機に錦帯橋の暫定一覧表への追加記載と、世界遺産の登録
            に向けた取組の支援をお願いする。
    2)  文部科学大臣政務官 金城泰邦
    世界遺産については、適切な準備が整った資産を暫定一覧表に追加する方針である。錦帯橋につ
   いては、架け換えを行っていること等から真実性の証明が必要と考えており、専門的な助言などの
   支援を行っていきたい。

 

(2)文化庁(京都)

  1) 山口県知事 村岡嗣政
    前回、昨年11月に要望させていただいたところ。
    これまでも文化庁から世界遺産登録に向けた様々な御助言をいただいており、この場をお借り
   して感謝申し上げる。
    登録推薦書作成等への取組に迅速に対応できるよう、今年度、県に錦帯橋世界遺産推進室を設
   置し、体制の強化を図るとともに、県の職員に岩国市の併任をかけ、一層の連携を図った。
    しっかりと進めていくので、引き続きの御指導・御助言の支援をお願いする。
 2) 文化庁審議官 今泉柔剛
    今回、県と市との連携や組織の強化、そして、行政と議会・地域の方々との連携や錦帯橋の価値
   の理解促進の取組についても確認させていただいた。
    錦帯橋は、350年前のものがそのまま使われているわけではなく、架け換えという特徴的な
   更新がなされているため、これまでの概念であれば、真実性の説明が難しい。文化庁としては
   もう少し戦略が必要だと考えており、引き続き助言等してまいりたい。
    追加記載については、現在、文化審議会のワーキングで検討中である。

 

3 要望の概要

(1)文部科学省、(2)文化庁(京都)ともに同じ
    「錦帯橋」の世界文化遺産登録について
      1 「錦帯橋」の世界遺産(文化遺産)暫定一覧表への追加記載
        〇独特の構造と構造美を持つ木造橋「錦帯橋」を、人類共通の遺産として将来にわたり保
    存・継承するため、世界文化遺産候補として暫定一覧表への追加記載
      2 「錦帯橋」の世界文化遺産登録に向けた取組の推進
              〇「錦帯橋」の世界文化遺産登録に向けた取組に対する指導・助言等の支援

《「錦帯橋」の世界文化遺産登録について 部分抜粋》やまぐち未来維新プラン推進要望(超重点) (PDF:931KB)

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