本文
第3回配本 史料編 近世1の主な内容
1 概要
毛利元就・隆元・輝元・秀就4代における事績・記録を編年体で記した貴重な歴史書である、『毛利三代実録』『毛利四代実録』などを、翻刻、刊行することとなりました。
山口県史では、近世を慶長5年(1600)の関ヶ原の戦いから天保一揆の前までとしているため、『毛利三代実録』などの掲載史料のうち、慶長5年から初代萩藩主秀就の死去する慶安4年(1651)までを収録しています。
内容は、関ヶ原の戦い前夜の毛利氏の動きに始まり、戦後の防長2カ国への減封など江戸幕府との関係や、6カ国返租問題、萩築城そのほか近世初期における萩藩の藩政に関する主要な出来事が収録されており、この時期の輝元・秀就や家臣団の動向等を知ることができます。
(参考)
○『毛利四代実録』
元就・隆元・輝元・秀就四代の事績・記録を編年体で編さん。文政6年(1823)着手、明治3年(1870)完成。
○『毛利三代実録』
元就・隆元・輝元三代の事績・記録を編年体で編さん。『毛利三代実録考証』は『毛利三代実録』の史料編にあたる。明治9年(1876)着手、明治26年(1893)完成。
山口県史では、近世を慶長5年(1600)の関ヶ原の戦いから天保一揆の前までとしているため、『毛利三代実録』などの掲載史料のうち、慶長5年から初代萩藩主秀就の死去する慶安4年(1651)までを収録しています。
内容は、関ヶ原の戦い前夜の毛利氏の動きに始まり、戦後の防長2カ国への減封など江戸幕府との関係や、6カ国返租問題、萩築城そのほか近世初期における萩藩の藩政に関する主要な出来事が収録されており、この時期の輝元・秀就や家臣団の動向等を知ることができます。
(参考)
○『毛利四代実録』
元就・隆元・輝元・秀就四代の事績・記録を編年体で編さん。文政6年(1823)着手、明治3年(1870)完成。
○『毛利三代実録』
元就・隆元・輝元三代の事績・記録を編年体で編さん。『毛利三代実録考証』は『毛利三代実録』の史料編にあたる。明治9年(1876)着手、明治26年(1893)完成。
2 主目次
■上巻 解説・解題
『毛利三代実録』(慶長5年~寛永2年)
『毛利四代実録』(寛永元年~慶安4年)
■下巻 『毛利三代実録考証』(慶長5年~寛永2年)
『毛利三代実録』(慶長5年~寛永2年)
『毛利四代実録』(寛永元年~慶安4年)
■下巻 『毛利三代実録考証』(慶長5年~寛永2年)
3 仕様・体裁
■仕様/体裁‥‥‥A5判上製本(布クロス装、ビニ-ルカバー付、貼函入り)
■頁数‥‥‥‥‥‥上巻/676頁 下巻/903頁
■頁数‥‥‥‥‥‥上巻/676頁 下巻/903頁
4 発行
平成11年9月発行