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知事記者会見録・令和2年4月21日実施分

ページ番号:0013116 更新日:2020年4月23日更新

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日時 令和2年(2020年)4月21日(火曜日)
15時00分~15時30分
場所 県庁2階 記者会見室

発表項目

知事

 今日は、新型コロナウイルス感染拡大に対応しました医療提供体制の拡充につきまして発表をさせていただきます。
 現在、感染が拡大をしないように全力で取り組んでいるところでありますけれども、一方で感染が拡大した場合に備えまして、患者数が大幅に増加をした場合にも対応できる医療提供体制、これを整備をしておく必要があります。
 このため、これまで県の医師会や郡市の医師会の協力の下で、関係の医療機関との入院患者の受入体制の拡充等について、協議・調整を進めてまいりました。
 このたび、現在の40床に対しまして、320床を確保することが出来ました。ここに書いてある、この下に、また説明しますが、重症患者と、それからこの中等症、それから軽症患者向けの、書いておりますけれども、合わせまして、320床ということで、現在の40床に対して、大幅に増加してですね、病床数を確保することができたというところでございます。
 なお、この拡充後は、中国地方で最も多い病床数が確保されるということになります。
 この内訳についてですけれども、まず、重症患者向けの病床数として、上に書いておりますとおり、現在の40床から102床ということで拡充をします。
 これは国が想定をしております、94床ですね、重症向けに94床いるということを国の試算で計算されておりますけれども、これを上回るものであります。重症患者の診療に十分対応できる病床数が確保できたものと考えております。
 また、中等症・軽症患者向けの病床として、これを新たに218床をですね、確保することとします。今後、患者の増加に備えて、病床数の更なる拡充に向けて、引き続き医療機関との調整を進めてまいります。
 さらに、病床数の拡充に合わせまして、患者数の急激な増加に備えて、宿泊施設等の活用について準備を進めてまいります。
 次に、帰国者・接触者外来につきましては、現在、県内18カ所設置をしていますが、これを21カ所に増設します。
 これによって、おおむね各医療圏で複数設置されることとなって、これまで以上に、受診しやすい体制が確保されます。
 今後、さらなる増設に向けて、引き続き医療機関等と調整を図ってまいります。
 最後に、PCR検査(遺伝子検査)についてですけれども、今後、環境保健センターに検査装置を増設をするとともに、県内の医療機関の協力をいただくことで、1回当たりの検査件数を現在の60から160へと大幅に拡充をして、検査体制の強化を図ることにしています。
 私からは以上です。

NHK

 まず、今回の病床数の増加なんですが、病床数が8倍に単純計算で増えたということですね。

知事

 まあ、40から320ということになりますと、そうですね、8倍と。はい。

NHK

 裏の方に病院名が書かれた資料をいただいていますが、他の、新型コロナウイルス以外も手術とかで入院されていらっしゃる患者さんがいると思いますが、そういった患者さんの手術とかに影響は出ないのか、その辺については、どのように対応されていますか。

知事

 当然、現在入られている方ですとか、これから行うその他の医療について支障がないようにする、しながらですね、この新型コロナに対応する病床数がどれくらい確保できるかという観点で調整をしてまいりましたので、これをやって他の方に影響が出るということは基本的にないという形の中で、この拡充を図っているということです。

NHK

 具体的に、何か動線の、他の患者さんと交わらないようにとかありますか。

知事

 それは、どうぞ。はい。

健康増進課長

 その辺についてもですね、各病院が自分のところで対応する方法を決めるとともに、先ほど知事からもありましたが、例えば、他の患者さんとの病病連携を通して、地域全体で感染症以外の患者さんを診るような体制、そういうのも、基本的に持ちながらやっていきます。また、具体的に、形にしていくのは今から詰めていくものと考えています。

NHK

 これはいつからこの病床数に増えると捉えていったらよいですか。

知事

 これは順次、拡充をしていくということです。一応、病床としてはこれだけのものは確保するめどは立っていますが、今いる患者さんとかをですね、調整をしながら確保していくということになりますので、段階的に行うということになります。

NHK

 いつまでにというか、期限を言うことはできますか。どの時点で320そろうというのとか。

健康増進課長

 320がそのマックスということでもありませんので、あの、地域における感染の状況とか見ながら、適宜、感染症病床を補完する一般入院病床を増やしていくというふうに少しずつ、段階を打っていく。社会の状況を見ながらやっていくという形で考えていますけれども。いつまでに320というマックスというよりも、協力する医療機関を増やしつつ、まん延の状況を見ながら適正な数を設定していくという形になります。

NHK

 というと、320という数字は、必ずしもそろうかどうかは分からないという。

健康増進課長

 はい。これ以上にですね、今の段階でも協力する意向を示しているところもありますので、今の、4月21日時点というふうに捉えていただいて、またそのいろいろと動きますので、実際の病院も、実際の患者さんの治療というのは、現実社会、動いていますので、一つの目安という形で320ということで、これを増やしていくということも考えていきます。

 場合によっては、320まで使わなくても、新型コロナの入院医療という点で期待できる可能性もあると思います。

NHK

 つまりその、今日時点で、県内の医療機関で受け入れ病床数で了解が得られたというような理解でよろしいでしょうか。

健康増進課長

 そのとおりです。

NHK

 そうすると、今後の、例えば、確保した数というのは変動する可能性もあるんでしょうか。他の病気とかでもし埋まってしまったら、ベッドが新型コロナ用に使えなくなる、そこら辺はいかがでしょうか。

健康増進課長

 そのようなことがないようにですね、とにかく複数の病院でカバーしていただける目安というかですね、めどが立ちましたから、地域医療に支障が出ないように工夫しながらやっていきたいというふうに思っております。

知事

 あの、320はそれが必要であれば、それができるようなめどがそれぞれついているわけですね。ただ、今、平常の通常の医療をやっている中で、いきなり全部320空けてですね、常に空けておくというのは現実的ではないですから、今の増えていく状況を見ながら、この320をマックスに、じゃあここを今度は空けてくださいってことで、広げてやっていくということですね。最大320が取れないわけではなくて、取ろうと思えば取れるわけですけども、取るっていうのはそれだけ常に空けておくということですから、そこまでは今、今日明日には必要ないわけですね。だから、増えている状況を見ながら、今のところ320までは確実に空けられるようにはしているというわけですね。

NHK

 了解を取れれば。

知事

 そうです。空ける了解は取れていますから、320の、実際に空けるかどうかというところは、その実際の進捗を見ながらやっていくということですので、ということです。

NHK

 分かりました。PCRの検査体制についてお伺いなんですけども、まず県の環境保健センターでの増設、そして医療機関の協力とあったと思うんですけど、まず、増設数、県の環境保健センターで1回でできる対応能力は、その内訳として、今の60からいくつまで増えるんでしょう。

健康増進課長

 環境保健センターについては90です。今の60を90に。

NHK

 残りの70は具体的にどういった医療機関で協力をいただけるんでしょうか。

健康増進課長

 具体的なところは、まだちょっと言えませんけれども、例えば、診療報酬のかさ上げとか、あるいは実施施設の検査体制の拡充といいましょうか、そういったようなのを今、念頭において調整しております。

NHK

 県内の医療機関に全部お願いする。

健康増進課長

 そういうのを念頭にやっております。

NHK

 残りの70はめどがたったということで、現時点で。

健康増進課長

 おおむねめどが立っております。まあ詰めをやっていくところはありますが。

NHK

 実際にこの160になるのはいつから。

健康増進課長

 早いうちにと言いますか、まずは機械の設置というのを。

NHK

 県の環境保健センターに設置の90の、追加の30というのはいつ頃がめどになるのでしょうか。

健康増進課長

 ちょっとまだ現時点では。

知事

 これ、今月末からですよね。

健康増進課長

 今月末から稼働できるようにしています。

NHK

 これが県の方針。

知事

 全体。

健康増進課長

 環境保健センターのものです。

NHK

 今月末。残りの70は今月末といっていいんでしょうか。

健康増進課長

 これに少し後ろに押すかもしれませんが、速やかに。

NHK

 早いうちに。ありがとうございました。

中国新聞

 病床のことでなんですけれど、今日現在、午前中の担当課のレクで、現在は40床のうち25床、使われているのが25床だというふうに伺っているんですけれど、一度にこれだけ増えるということで、例えばなんですけれど、隣県の広島や福岡からですね、受け入れ要請というのがあった場合、山口県としてはそうしたものに対応していくというようなお考えはあるのかどうかというのをお伺いできればと思うんですけれど。

知事

 あれ、まず、25じゃなくて、15でしょ。

中国新聞

 15ですか。空きが25、今日現在で。失礼しました。訂正します。

知事

 そうですね。そこは状況を見ながらということですね。われわれ、今心配しているのは、この連休の間に人が大きく動くので、さまざまなことが、これから大きく患者数が増えるかもしれない、もちろんそれを抑えてもらうためにゴールデンウィークできるだけ移動しないでくださいということを言っておりますけども、東京でも3月の3連休で人が動いたことで、それから一気に増えたという話もありましたけれども、日本全体で今回ゴールデンウィークでどれだけ人が動くかによって各地域の感染もどう増えていくのかと予断を許さないというか、状況がですね、われわれも警戒をしておかなければいけないと思いますので、現時点でこれだけ余裕がありますというところはもちろん言えないですし、重症患者も厚労省の推計では今94人ですね、そこをまあ、なんとか超えてるくらいではありますので、非常に警戒、一番心配しなければいけない状況からすると、余裕があるというわけではありませんので、そういったことと、これからの状況を見極めながら考えていかなければいけないかなと考えております。

中国新聞

 今回は、県や郡市の医師会と協議が整ったから増えたという理解でよろしいんですかね。それとも大型連休に備えて協議のスピードを早めたということではなくて。

知事

 もちろん、増やすこと自体は以前からずっと協議していたわけですね。郡市の医師会、県の医師会とか郡市の医師会とか、それから実際の医療機関ですね、そういうところと個別具体にどれだけ可能かということの調整がありますので、それはゴールデンウイークうんぬんじゃなくて、できるだけ早く調整を進めていこうという中で今回ここまでの確保ができたということです。

中国新聞

 分かりました。

読売新聞

 この会見でお見せいただいた資料で、重症患者向けの病床が40床から102床に拡充があって、今までの確保していた病床数40というのは、全て重症患者向けの病床だったという認識でよろしいでしょうか。

健康増進課長

 はい。重症にも十分対応できるような医療機関という前提でやっておりますが、重症の人しか入れないということではないので、ここは病状で決めているというわけではないですけれども、重症の人が入っても十分に対応できるという前提で40を確保しているということです。

読売新聞

 今回、重症にも対応できる病床を102に拡充して、プラス中等症、軽症から中等症にも対応できる病床を218床確保したという認識でいい。

健康増進課長

 実際には、そこにスパっとした線があるわけではないとうのをまずご理解いただくのと、あと、重症が人工呼吸器をつけるというだけではなくて、さまざまな全身管理とか、いろいろな病態を含めてのことなので、今、おっしゃられたように重症というのにさらに上乗せしてということになります。

読売新聞

 今回、病院、医療機関での患者さんの受け入れの体制の強化ということを発表していただいていますけども、自宅療養とかについて、もちろん、患者さんが増えていけばという話になるんでしょうけど、お考えはいかがでしょうか。

知事

 基本的には、これが空いていれば、そちらの病床の方で、入ってもらうことになると思います。それが増えてきて、それをオーバーすると、今度は宿泊施設だったり、自宅でできれば自宅という形のステージに上がってくるんだろうと思いますが、今の段階で直ちに自宅とかですね、そういったことではなくて、基本的にはこの施設に入ってもらうという形の運用になります。

読売新聞

 冒頭の知事の説明で、宿泊施設等の活用の準備を進めていますというお話がありましたが、これは、いつ頃までに、どれくらいの規模で活用できるように検討されているんでしょうか。

知事

 まず、作業としては、宿泊施設の場合にですね、空けば何でもいいというわけではなくて、当然、医療関係者から意見も聞いて、医学的な管理体制とか、生活にかかる設備環境とか、どういった基準を満たす必要があるかという、そういう必要となる基準等を定めた上で、来月以降、具体的な宿泊施設の選定作業に入っていくことにしています。

 なお、選定に当たりまして、まずは公的施設での受け入れを検討しながら、民間施設に対して公募によって協力いただける業者を選ぶということに、これからしてまいります。

山口新聞

 今の公的施設というのは、どういったものを想定されているんでしょうか。

知事

 県が持っている施設とか、市が持っている施設ですね、その中で宿泊ができるような施設というのがまずベースになりますけれども、その場合にも、医学的に管理できるものかどうかとか、単に泊まれればいいというものではないので、どういった要件を満たすべきかということをまず整理をして、それを満たしているかどうかという観点で、県なり、市や町の持っている施設について考えていくということになります。

共同通信

 宿泊施設の関連なんですけども、隣県の広島とかですね、宿泊施設の活用となると近隣住民の理解が得られるかどうかという、難しい問題があるみたいなんですが、これ320床まであるんですけれども、これ満杯にならずとも並行して検討していくということですか。

知事

 そうですね。いざ増えたときにはですね、ここにというふうに決められるように準備をしておく必要はあると思います。実際借り上げるとなると、本当にそれが切迫してきたら借り上げますけれども、その前に相手方を決めて、もし必要になれば、空けてもらって県に貸してもらうと、空けてもらうということを相手方を決めて何らかのルール、約束を結ぶと、そういったことをまずやっていく必要があるということです。

共同通信

 320床に関わるものについて、来月以降公募なりを行っていく。

知事

 そうです。何度も言いますが、すぐ空けてもらうということではなくて、どれだけ民間施設を借りなければできないかという状況を見ながら、実際の借り上げをしますけれども、相手方はしっかり見つけてですね、あらかじめ約束を決めておかないとすぐに運用はできませんので、そこまでの準備をしておくということです。

朝日新聞

 先ほどの病床に関しては、隣県との協力については状況を見ながらという話ですけれども、PCR検査の体制に関してはいかがでしょうか。

知事

 PCR検査はその日その日の必要量がありますので、そこは柔軟にできる部分は病床とは違いがあると思います。病床の場合はいったん入るといつ足りなくなるか分からないというところがありますので、そこは固定的に埋まってしまうというところがありますけれども、PCRは1回1回のことでありますので、山口県において、その日何もなくて、例えば隣の広島県で大量に検査が必要になったときには、受けることですね、それは比較的容易にできると思います。

共同通信

 320床なんですが、確認で、患者数に合わせて段階的に使用していくという考え方でいいですか。

知事

 そうです。患者数が今15ですから、今すぐにどうかというのはありますけれども、患者数の当然、増え方に応じて今の状況においてあとどれだけ余裕を持っておかないといけないかということを見ながらですね、段階的に増やしていくということをやっていく。

共同通信

 今の段階では足りていると思うので、今使ってる病院、4つあると思いますが、ここから順番に使っていくということでしょうか。

健康増進課長

 基本的には今の感染症病床で回していきますし、事態が大きくなれば他をピックアップしていきます。

毎日新聞

 サージカルマスクとか防護服とか、医療体制の整備においてそういったところはいかがですか。

健康福祉部理事

 衛生資材につきましては、医療の安全もありますし、医療従事者の安全確保もあります。それが土台になっておりますので、そういったところは当然回るように計画しているということでございます。

NHK

 休業要請の関連でいくつかお尋ねしたいんですけども、休業要請の開始時期について、改めて急がれた理由についてお聞かせください。

知事

 昨日も言いましたけれどもパチンコ店等ですね、週末において県外ナンバーの流入が多かったということがあります。県内にウイルスが入ってくるのをなんとか防ぎたいというところですね、とても重要なポイントとしてわれわれは取り組んでいるわけですけれども、そういったなかで今、特に感染が広がっている広島、福岡、人口も多くて感染者数も急増していると、そういったところから人がどんどん入ってきているという事態が生じましたので、これは一刻も早くですね、この流れを止めなければいけないと、そういうふうに判断をし、昨日発表して翌日からということで要請させていただいているところです。

NHK

 事業者さんにですね、NHKの方で実際にどうなんだと取材をしているんですけれども、昨日の今日でなかなか対応できない、または補償についてもまだ具体的に明示されたものがないので、休業に入ることができない事業者さんもいらっしゃるんですけれども、それについてはどのように受け止められておられますか。

知事

 そうですね、もちろん今日言って、全ての事業者が、昨日言って今日からというわけにはいかない、難しい、それぞれ事情がありますでしょうから、それは分かります。ただ、われわれとしてはメッセージとして一刻も早く休業していただきたいということがありましたので、そうした形で発表しましたし、またあの、よく協力金と各県でも言われているもの、行われているものですね、これについて詳細を早急に詰めておりますので、できるだけ早くお示しをしたいと思います。

NHK

 協力金について額とか交付時期についてお示しされる考えはありますか。いつまでにとか。

知事

 数日内にお示しします。少なくとも今週中に。

NHK

 今週中には示される。

知事

 はい。

NHK

 分かりました。あと、西村経済再生担当大臣も今日言及されてるんですけれども、休業要請に応じない事業者さんの名前の公表とか、強い措置については、村岡知事はもし応じない場合はどのようにお考えですか。

知事

 もちろん今要請をしたばかりですので、われわれの趣旨を踏まえてですね、休業を行っていただきたいと思っております。そうした上で、それに応じられないところある場合には、もともと制度においてですね、法律のまた別の条項を根拠にした要請なり、また公表ということになると思いますけれども、そういった段階に進まなけれればならないケースも出てくると思います。

NHK

 そういった措置も念頭に、状況を見ながら判断すると。

知事

 もちろんそうですね。状況を見ながら、当然そういったこともあり得ると思います。

NHK

 分かりました。もう1点、現時点の対象業種を今後、増やすか増やさないか、現時点ではどのようにお考えですか。

知事

 現時点では昨日お示しをした範囲のものと考えております。

NHK

 増やすかどうかというのはどういうポイントを見ながら、考えたいということなのでしょうか。

知事

 やはりそこでの人の集まり具合、特に県外からの流入の状況とかそういったところが重要だと思っております。特に県外からの人口の流入ですね、われわれ、特に注目というか、まあ、警戒と言ったら言葉はあれですけども、気を付けなければいけないところだと思っています。

NHK

 ポイントとしては、次は今週末とか土日とかの状況をちょっと見たいというところでいかがでしょうか。

知事

 まあもちろん土日は人が多く動くところですので、重要なところだと思いますけれども、ただそれに限らずですね、常にこれは各市の方ともよく連絡を取りながら、状況把握をしていきたいと思っています。

中国新聞

 関連の質問なんですが、今の休業要請の情報が県のホームページを通じて業者さんも知ってらっしゃる、ご存知になっておられるということなんですけれども、担当課の方に自分の店舗が該当するかどうか分からないとかですね、あるいは知事が休業要請をしているのにまだ空いてるパチンコ店があるといった、通報のようなものもかなりの数来ているということなんですけれども、もう少し丁寧に説明された方がいいんではないかと考えますけど、その点はいかがでしょうか

知事

 各事業者にということですよね。それは今、どうぞ。

総務部理事

 休業要請につきましてはですね、昨日ホームページに載ったところでございます。で、例えばパチンコ店についてはですね、組合もございますので、昨日中にこちらからも説明にあがっておりますし、個別の業者についても、もちろん組合に入っているところは、団体を通じてやることにしておりますし、また、個別の業者に許認可等でもしつかめればですね、そういうところへの通知をするようにしております。例で言うとボウリング場とかは通知をさせていただいているところでありますが、把握できる範囲は丁寧にしていきたいと思います。

中国新聞

 丁寧に説明に努めるということでよろしいですか。

総務部理事

 はい。

朝日新聞

 休業要請に関してなんですが、決断された背景について、岩国であるとか下関の長からですね、県外からいらっしゃっている方が増えていると聞いたということなんですけれども、岩国とか下関は県境に近いので、県外から来られる方が多いというのは分かるんですけれども、全域にしたというのは改めて理由というのはお聞かせいただいてもよろしいでしょうか。

知事

 この土日の段階で広島ナンバーの車がですね、岩国のパチンコ店にかなり来ているということでした。昨日も言いましたけれども、両市長に状況を聞いて両市長とも大変心配をして、市民の方からも非常に心配の声が寄せられているということでありましたので、こうした形で隣県からですね、流入があるということを非常に危機感を持って受け止めたわけですけれども、考え方は例えば広島に近い岩国とか、下関を止めるってありますけれども、止めると言っても、またその次に中に入っていく、止めるとまた中に入っていくということで、そこはですね、やはり、わざわざ県を越えて来られるというところは、止めればまたその次にということになると思います。今、熊本県の方でも発見されていますが、いろいろ止まっているので、熊本の方にもパチンコの方で流れているということで、知事が休業要請をするという話を報道で出ておりますけれども、やっぱりそれは多少の距離を越えても、時間をかけて距離をかけても、そういうふうな移動してまで行きたいというような性格のものなんだろうなと思います。ですので、この際ですね、まとめて全県的に休業要請をするということが適当であるというふうに考えて、そのように判断したということです。

朝日新聞

 その情報提供の中で、パチンコ店という話だと思うんですけれども、パチンコ店以外にもいろいろとお店を指定していると思うんですけれども、それについてもどういう理由なのか、改めてお願いします。

知事

 遊技施設とか遊興施設等ということでですね、まとめて指定をしました。まあこれは、昨日も少し言いましたけれども、わざわざ遠路ですね、遠くまで行ってでも行きたくなるような、そういった要因を持っているような施設だろうと思います。もちろん、施設ごとに濃淡はあると思いますけれども、そこは定量的に測ることも難しいですので、国の方の基準を出したり、あるいは各自治体の方で行っているもの、類型ごと対象施設として指定したということです。

読売新聞

 休業要請の期間に入って、先ほどありましたけれども、今日もまだ開いているパチンコ店もありますし、今日の夜営業されるところもあると思うんですが、改めてそういう事業者さんですとか、県民の皆さんに向けて、知事からメッセージがあればお願いします。

知事

 そうですね。この感染症の拡大を県内で防いでいくことのために、今回措置を取らさせていただきました。それぞれ、ご事情もあるということも分かりますけれども、ぜひこの大きな目的、県内へのウイルスの拡大を防ぐことのために、ご理解とご協力をいただきたいと思います。

作成:山口県総合企画部広報広聴課

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