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知事記者会見録・令和2年8月26日実施分

ページ番号:0013127 更新日:2020年8月28日更新

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日時 令和2年(2020年)8月26日(水曜日)
9時00分~9時28分
場所 県庁2階 記者会見室

発表項目

知事

 本県におきまして、新たに121例目から134例目、合わせて14例の新型コロナウイルス感染症の患者が発生しましたので発表させていただきます。患者の概要につきましては、山陽小野田市が10名、宇部市が3名、山口市が1名となっています。
 症状は中等症が1名で、それ以外は軽症で、現在、感染症指定医療機関への入院が7名、そして入院調整中が7名というふうになっております。
 今来ましたが、現在の感染状況でございます。今日14名が増えましたが、そのうち山陽小野田市が10名ということでありまして、30名を超えたということで、このようになっております。感染が今、急増しているという状況にあります。
 今日発表する14名のうちですね、4名、中身でありますけど、4名、121例目から124例目がですね、先日発表しました接待を伴う飲食店での利用客です。このお店に関係します従業員また利用客の感染、これは合計で14名に及ぶことになります。
 また、陽性となりました従業員の接触者の方からも陽性患者、これは125例目から127例目ですけれども、出ています。
 詳細につきましては、後ほど健康増進課長の方から説明をさせていただきます。
 今回のこの飲食店のケースですけれども、かなりの規模の感染者集団であります。そしてまた、二次感染の拡大も認められますことから、昨日厚生労働省の意見も聞いた上で、飲食店におけるクラスター(感染者集団)の発生であると判断いたしました。そしてこのクラスターが発生をしました今の飲食店、これは山陽小野田市のですね、日の出地域というところにあります。お酒を提供するする飲食店が集まっているエリアですけれども、ここのお店にあるということ、それからまた昨日感染が分かった方は同じ地域の別の店を利用しているという情報もあります。この地域で感染が拡大をしていくと、こうした事態はぜひ防いでいかなければいけません。
 ですので、このたび、山陽小野田市、そしてまた、地元の料飲組合のご協力もいただいてですね、山陽小野田市の日の出地域におきましてお酒を提供する飲食店、これが全部で70店ぐらいあります。この70店舗の全ての従業員を対象に一斉にPCR検査(遺伝子検査)を行うことにします。検査の実施につきましては、早速、本日からあさって28日金曜日までですけれども、県の方で臨時の検査場所を設置いたしまして、短期間で集中して一斉に検査を行いたいと思っています。
 市や料飲組合の方のご協力も頂いて、お店の方にお伝えをし、またわれわれもお店にビラを入れてですね、お知らせをすることにしていますけれども、ぜひ、この日の出地域の飲食店の従業員の皆さんにおかれましては、こちらのお問い合わせ先にご連絡をいただいてPCR検査を受けていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
 そして、県民の皆さまに重ねてお願いでございます。感染症者や感染の疑いのある方等への誹謗(ひぼう)中傷、これは決してあってはなりません。絶対にやめていただきたいと思いますので、重ねてよろしくお願いいたします。一刻も早く、感染の拡大を抑え込んで地域の皆さんの不安を取り除くとともに、飲食店での飲食も楽しんでいただけるようにしていきたいと思いますので、そのためにも迅速な検査を実施をしてまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
 私からは以上です。

NHK

 まず、この地域で感染が拡大の懸念があるということで、PCR検査を実施されるということですが、この地域の営業に対して自粛を要請するですとか、そういった対処のお考えはありますでしょうか。

知事

 現状を申し上げますと感染者が起きておりますが、今は、今回クラスターが発生した所ですね、そこで従業員4名、利用客10名ということで、他のエリア、他のお店でこのエリアの他のお店で感染が出てるというわけではないんです。ただ、来られたお客さんが、そのエリアのお店を利用したり、あるいは昨日感染が分かった方が同じエリアの別の店を利用しているという話がありますので、もしこの飲食店のあるエリアで感染が広がっていくとすれば、これを早く封じ込めなければいけないと思っておりますけれども、ただそもそもこの地域での感染がどの程度なのかというところが、確たるものがありませんので、まずはPCR検査をですね、このエリアをぐっと広げて一斉に行うということをしたいと思います。
 ここで出なければ、それはそれで安心ですし、出れば出たで、そこからまた利用客を検査をしてという形でですね、早急に封じ込めをしていきたいと思っております。ですので、今の段階でですね、このエリア全体で休業要請ということは考えておりませんけれども、これはまず検査をしっかり迅速に行ってから、その上で判断していきたいと思います。

NHK

 今回、従業員の方を対象にということですけれども、利用客の方も検査を希望される方も、もしかしたら出てくるかもしれないですけれども、そういった方々に対してはどのようにお考えでしょうか。

知事

 今すでに分かっている、今回のお店ですね、クラスターのお店については、お客さんの把握をして全部検査を行ってきているところです。他の店で出ているわけではないので、今そこに、直ちにお客さまにということは考えていませんが、まずはその従業員、検査をして、そこで陽性が出れば、当然そこの利用客というのを把握して、すぐに検査を拡大してやっていくということを行っていきたいと思います。

NHK

 分かりました。休業要請を求めるわけではない、現時点で求めるわけではないということですけれども、その地域で営業をするお店、続くお店はあると思うんですけれども、この地域を利用される場合の注意点と、県民にして呼び掛けがもしあればお願いします。

知事

 そうですね。まず今、特に小野田の地域で感染者が多く出ておりますし、実際にクラスターの発生が確認をされたということですね。特に接待を伴う飲食店の利用の際には、このように感染が出ておりますので、ぜひそれぞれ対策をとって気を付けながら、ご利用していただきたいというふうに思います。もちろん日常的な感染拡大防止対策というのはとっていただくということはもちろんですけれども、特に飲食という場面においてですね、感染が確認されるということが、このところ続いておりますので、ぜひそこのところは強く意識を持っていただきたい、ご利用していただきたいと思います。

防府日報

 小野田の特定の地域内でということですけれども、感染者数の広がりで見てみると、宇部・小野田地域で60人近く、8月に入ってからなってますけれども、いわゆる市中への、地域以外の市中への広がりについては、今どういうふうに見ておられて、直近でどういった対策をとられるかということを教えていただけますか。

知事

 今日も14例ということで出ていますけれども、いずれもお店の利用客だったり、これまでに感染している人の濃厚接触者ということになっています。ちょっと人数が多いので規模だけ見るとですね、驚かれることもあるかもしれませんが、ルートとしては、今追えてる中で確認されてきているということです。
 今の状況で言いますと、感染経路不明な方というのはどんどん今のところ出ているという状況ではありませんので、直ちに市中感染というところまでは、今判断をしておりません。ではないと思っておりますが、ただ感染者が増えていく中で、常にこの市中感染が起こるということは、われわれ意識して、物事を見ていかなければいけないと思っておりますので、そういった意識を持ちながら状況をですね、警戒感を持ちながら見ているという状況です。

防府日報

 宇部とか山陽小野田の市民の方に対して、例えば自粛要請するとか、あるいは県民の方に対してこの地域に対して不要不急の訪問を控えてほしいとかっていうようなお願いをする考えというのはありますか。

知事

 まず、今やるべきことはですね、このお店において多くの感染が確認されましたし、この周辺において感染されている方が利用されているということも伺っていますので、まず状況をしっかり把握するということが必要だと思います。
 これまでの濃厚接触者だけじゃなくてですね、今回初めてエリアを広げて、そのエリアで一斉に検査をするということを行って、迅速に感染してるかどうかの有無を早急に確認していくということを第一に行っていく。そして、それで感染が確認されれば、その次にそれを早く封じ込めるということですね。やることによってこのエリア全体の速やかな封じ込めを行っていきたいと思います。これが、今取り得る最速の道ではないかと思っております。

読売新聞

 昨日の健康増進課のレクによるとA飲食店関連の全数調査を終えた段階で、まとめて調査結果を発表するという話を聞いてたんですけれども、今日発表があったということは、もう全数調査を全て終えて、A飲食店関係の直接のお客さんであったり、従業員であったりの広がりというのはもう今後はないということでしょうか。

知事

 それはどうですか。

健康増進課長

 まだ調査は途中でございます。昨日説明しましたように、まとまった時にはまた改めてご報告いたします。

読売新聞

 直接のお店の利用者ではないですけれども、117例目の濃厚接触者で10歳未満の男の子が2人いるみたいですけれども、無症状ということですけれども、この子たちが小学生とか、保育園とか、幼稚園とかちょっと分かりませんけれども、こういう学校や施設に対する対応みたいなのは何か決めているものはあるんでしょうか。

健康増進課長

 個別の案件については、後ほど説明させていただきます。

中国新聞

 今回、A飲食店でクラスターが発生したというふうにおっしゃいましたけれども、今回のケースで店舗名を公表していないのは何か理由があるのでしょうか。以前、山口市内の湯田温泉街の店舗については、ユーチューバーの方の場合では、かなり早い段階で店舗名を出して封じ込めを図られておられますが、今回出さない理由について教えてください。

知事

 出すときの考え方というのは、広くお知らせすることによって、その店を利用した方に名乗り出てもらって、感染を確認するということです。
 今回のお店については、いつも大体利用客というのがなじみの方ばかりということですので、お店を利用している方が把握をできますので、改めてお知らせをして、呼び掛けしなければその利用者が分からないという状態ではないということで公表していないということです。

中国新聞

 お店の方を守るという意味合いもあるという。

知事

 情報を出すというのは、当然、感染拡大を防ぐために必要だっていうことでやるわけですね。一方で守らなければいけない個人の情報とかお店の情報とかありますけれども、守るよりも、より感染拡大を防ぐために必要性が、公益性が優先するんだというときにできるもの、し得るものだと思いますけれども、今言ったようにお店の利用客というのが把握をできていますので、それをあえて出すということの、感染拡大を防ぐという意味で出すということの必要性が低いということで、それを行わないということです。

毎日新聞

 121から124例の方は、このA飲食店のお客さまということでよろしいでしょうか。

知事

 121から124はお客さん。

健康増進課長

 お客さんでございます。調査の中で浮かび上がったということでございます。

毎日新聞

 125から127の方は、108例目の方の知人ということでいいですか。

健康増進課長

 個別のケースについては、後ほどレクさせていただきます。

毎日新聞

 検査の対象になるのはおおむね70店程度ということですけども、スタッフ数としては総勢何名ぐらいの規模になりますでしょうか。

知事

 これはちょっとですね、人数を把握しておりませんので、やってみないと分からないところがあります。
 仮に1店舗5名ぐらいとすると70だから350とかですね、そういった規模になるのかなと思いますが、1店舗5名というのも感覚的なものなので、根拠のあるものではないので。

毎日新聞

 無料でよろしいんですね。

知事

 そうです。はい。

朝日新聞

 今のPCR検査の話をもう少し詳しくお聞かせいただきたいんですが、検査の主体は県の保健所がやるということでよろしいでしょうか。

知事

 そうですね。県が行う検査ということです。

朝日新聞

 相談窓口は山陽小野田市の方になってもらうという、そういうことなんでしょうか。

知事

 そうですね。窓口をそのようにしております。あの、昨日、こうした検査を行うことについて、私、藤田市長に電話をしてですね、この検査についての理解と協力のお願いをしました。これは規模がかなり大きくなりますし、山陽小野田市に限られた地域でやるものですので、市の協力も頂きながら、しっかりと進めていきたいということでご協力をしていただけることになっておりますので、そうしたことで、このような形で行うことにしています。

朝日新聞

 その辺は、県の保健所が全て、受付から検査までを担うというよりも、地域に熟知した市の職員の方にも加わっていただくことで、迅速に対応したいという狙いがあるんですか。

知事

 そうですね。このエリアのお店のこととか、市の料飲組合にも、地元の料飲組合にも協力を頂いてますけれども、地元のことにもよく精通したところにしっかりと一緒になってやっていただくことによってですね、迅速に行えるんじゃないかと思います。

山口新聞

 今回、日の出地域で休業要請はされないというお話でしたけれども、お店を開きながらなのか分かりませんが、その間にPCRが終わるまでに、そこで感染が広がってしまうというリスクが、可能性としてはあると思うんですが、知事としてはその辺はいかがでしょうか。

知事

 そうですね、まずお店、先ほども言っておりますが、今の時点でですね、複数のお店に必ずそのウイルスがあるというふうに見ているわけではありませんが、ただ、実際のこのクラスターが起きているお店の利用客で感染されてる方も多くいらっしゃいますし、先ほども言いました、昨日感染が分かった方もこの地域の別のお店を使っているということもありますので、その可能性があるということで今回早めに検査するということで、行うものであります。
 何度も言いますけれども、早めにですね、この地域の感染の有無をしっかりと確認をしてですね、感染がもし分かれば、速やかに封じ込めをするということを行っていきたいというふうに思っております。ですので、今の段階でですね、休業要請とかということは致しませんけれども、ただまあ、迅速に検査を行いますが、その間はですね、お店に行かれることについては少し慎重に考えていただくほうが良いのかなと思っております。

山口新聞

 客としては、慎重にということで、行かないでほしいということになるんでしょうか。

知事

 そこまでではないです。速やかに検査を行ってですね、その結果をまたお知らせをすぐにしようと思いますけれども、その間ちょっと慎重に考えていただければありがたいと思います。

山口新聞

 あと、迅速にPCRをされていくということですけれども、時期的には、もう今日、明日、あさって、この近日中という理解でよろしいでしょうか。

知事

 そうですね。金曜日までということにしております。言いましたが、今日から金曜日までの1時から5時までの間に集中して行うことにしておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

山口新聞

 最後に1点。今日県内の初めてのクラスターということなんですけれども、対する知事の受け止めをお願いします。

知事

 そうですね。起きたクラスターに対して、まず、速やかにこの封じ込めしていきたいと思っておりますので、今の調査にもですね、ご協力を関係の皆さんにもいただいておりますから、利用客の方々へのPCR検査も順調に行えておりますし、これは速やかに、一刻も早く封じ込めを行っていきたいと思います。
 そしてまた、一般的にこのケースもそうですけれども、接待を伴う飲食店におけるクラスターというのは全国でも起きておりますので、まずお店の方には改めてガイドラインの徹底、これはですね、今回改めて小野田の地域の皆さま、飲食店の皆さまにも合わせてお知らせをしようと思っておりますけれども、県の方でも取り組み宣言店というのを広げようとしております。
 これもそれぞれ、ぜひ取り組んでいただきたいと思います。ガイドラインを守ってですね、お店を運営していただきたいと思いますし、利用される方々もぜひ感染防止に気を付けながら、飲食を楽しんでいただきたいと思います。

NHK

 県のPCR検査の能力なんですけれども、直近で私が把握しているのは、1日160件なんですけれども、今回の検査には十分対応できる能力でしょうか。

知事

 あの、1日、今1回は310件ですね、フルに回せば1000件ということできております。
 先ほど言いましたように70店舗程度ということで、5人いれば350人。1店舗当たり10人いれば700人ということです。それは能力的には十分対応できると思います。

YAB(山口朝日放送)

 今回、あの、電話番号を公開されているんですけれども、あくまでも従業員の方が対象だと思うんですけれども、70店で地域も限定されているし、そんなに従業員の方の入れ替わりも多いというのは想定できないんですけれども、今回、こうやって、電話番号を公開すると、利用者のお客さんの方から、自分も検査してほしいという電話が相当来るんじゃないのかというのが想定されるんですけれども、これは従業員ではなく、客で来られた方っていうのは、ここから、もう1回帰国者・接触者外来の方に話をつないで、従来のルートに乗せて検査という流れになるんでしょうか。

知事

 まず、感染が疑われることがあれば、例えばクラスターの店を利用している人、これはわれわれは把握していると思っていますが、それであれば別ですけれども、今この調査というのはお店で感染が出てるわけではないわけですね。出てるということが確認されているわけではない段階ですので、今の段階で利用客の方々の検査ということはですね、今のステップじゃなくて、これをやって従業員に感染が確認されれば、そこを利用された方については、これを広げて検査をしていきたいと思います。それは次のステップとして、それは行っていきたいと考えています。

YAB(山口朝日放送)

 地域限定で70店となると、わざわざ電話番号を公開しなくても、ある程度。

知事

 もちろん、それぞれ料飲組合の方からも連絡をしてもらってますし、われわれもお店にチラシを入れて連絡をくださいっていうことをやってます。また重ねてこうやってお知らせをしてですね、いろんな媒体といいますか、形で、この実施と連絡をしてぜひ受けてほしいということをお届けしたいと思ってますので、これ全てではなくて、基本的には個別にも連絡しますし、お店にもチラシを入れますし、ということで補足していきたいと思っています。

KRY(山口放送)

 お店の中にはですね、風評被害を心配される方も出てきてしまうと思うのですが、今のところ休業補償を今は考えていらっしゃらないと思いますが、その辺りの対策というか、対応はどのようにされますか。

知事

 そうですね、このエリアの安心・安全を確保するためにも、これを迅速にやる必要があるだろうと今思っております。しっかりとこのエリア一帯のPCR検査を従業員の方について一斉に行うことによってですね、感染がなければそれで一つ大きな安心が確認できますし、もしあればそれを速やかに封じ込めを行うことによってですね、それを消していくということ、これが今急がれることだろうと思っていますので、これを迅速に行っていきたいと思っています。

毎日新聞

 検査を受けることは一応任意ということになりましょうか。何か強制力は。

知事

 強制はないですね。もちろん今までもPCR検査はみんなそうですけど。任意ということになります。

毎日新聞

 受けないと、例えば店名を公表するといったようなペナルティーとかそういったものはないですか。

知事

 今そういうことは考えてないですね。

毎日新聞

 今回の対象のお店は、クラスターが発生しているお店は、感染対策としては不十分な点、不備な点というのは、知事の目からは見受けられますでしょうか。

健康増進課長

 これについては、これまでのレクで申しましたが、マスクを外しているときもあったようです。消毒をしたりとか、努めているところもあったが、不十分なところもあったのではないか、というふうにご説明したとおりでございます。

朝日新聞

 すみません。別件ですが、お聞かせいただきたいことがあります。安倍総理大臣の在任最長についてですが、当日はおととい月曜日だったんですが、知事の会見がなかったもので、改めてなんですけれども昨年通算で最長というタイミングがありましたけれど、このたび、1期の連続でも最長ということで、知事のお気持ちというか、総理への思いというか、お聞かせいただきたいと思います。

知事

 そうですね、通算、今回は単独で最長を迎えられたということで、特に今、国際情勢も大変混沌(こんとん)としておりますし、国内の大変な中で、この国のかじ取りをするというのはとても大変なことだろうと思います。これだけ長く、この国の先頭に立って、リーダーシップを発揮して取り組みを進めておられることに、本当に敬意を表したいと思います。

 ぜひこの国の、今難局ですけれども、内外においてもですね、引き続きリーダーシップを発揮していただいて、この国の安心ですとか、成長を導いていただきたいと思います。

朝日新聞

 当日は県庁の玄関、それから県政資料館の方に去年の11月もあったかと思いますけれども、お祝いの横断幕も掲げられました。改めてで恐縮なんですが、横断幕を県として掲げた趣旨について教えていただきたいと思います。

知事

 そうですね、これまでも総理等の就任だったり、在任の記録達成のときに掲げておりますので、今回もまた新しい歴代最長記録を達成されましたので、お祝いを込めて掲げさせていただいているということです。

朝日新聞

 県民の皆さまと一緒にお祝いするというそういう趣旨というふうに担当課からは伺っているんですけど、そんな思いは知事も持っていらっしゃるんでしょうか。

知事

 そうですね。山口県選出の国会議員でいらっしゃって、こうした最長記録を打ち立てられましたので、そうした思いで掲げさせてもらっています。

朝日新聞

 一方で、これは賛否両論があろうかと思うんですが、政治的中立性には抵触しないのかといった意見もあるかと思うんですが、その辺り知事はどのように整合性をとられているお考えでしょうか。

知事

 そうですね、国の代表としての総理ですので、政治的な面というよりは、やっぱりそういったお立場でですね、ご活躍をされてることをお祝いしたいと、そういった思いです。

朝日新聞

 これまで県庁に苦情や批判、ご意見等ですね、賛否含めて何か寄せられていることがあれば教えていただけますか。

知事

 それは私は把握してないですね。また担当課に聞いてもらえればと思います。

朝日新聞

 ありがとうございます。

毎日新聞

 県が発行している半額宿泊券、プレミアム宿泊券、キャンペーンを続けておられますけども、9月に全国に拡大する予定で、先週の会見では全国で発売することは慎重にならざるを得ないということです。これは、いつごろ発表いただけますでしょうか。

観光政策課長

 本日配布させていただきます。

毎日新聞

 すでに報道してくださっているところもありますが、それによりますと中国、四国、九州でも発売されたということですが、それでよろしいでしょうか。

知事

 本日発表します。

毎日新聞

 待ってればいいですか。

知事

 はい。ちょっと待ってください。

作成:山口県総合企画部広報広聴課

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