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離島・平郡島

ページ番号:0014124 更新日:2021年11月1日更新

自然と歴史が育んだ島 - 柳井市

平郡島(へいぐんとう)

平郡島の画像

 

1 プロフィール

  • 面積 16.56平方キロメートル
  • 人口 239人
  • 世帯数 178世帯
  • 本土からの距離 22.2km
  • 学校 平郡東小学校(休校中)、平郡西小学校(休校中)
  • 病院・診療所 平郡診療所、平郡診療所西出張診療所
  • 問い合わせ先 柳井市地域づくり推進課 0820-22-2111

※人口、世帯数は令和5年4月1日現在住民基本台帳による。

 柳井市の南約20km、伊予灘の北側にある東西に細長い島です。
 架橋されていない島としては山口県内では最大の面積を誇り、島の中央部を標高468mの深山を最高地点として、深い山が背骨のように走っており、平坦地が少ない島です。
 鎌倉時代に木曾義仲の子「平栗丸(へぐりまる)」が島内に住み着いたのが島の名の由来と伝えられています(異説もあります。)。
 集落は島の東西に二つありますが、それぞれ祖先が違うとの言い伝えがあります。
 島内には、「蛇の池」、「五十谷」、「白鷺の鼻」など伝説にちなんだ地名が多く残されており、島の歴史の古さを物語っています。

平郡島の伝承

蛇の池伝説

島の西端にある池には、源平の合戦の折、本土から美しい姫に化身した大蛇が移り住んだといわれており、島の人は、その池を「蛇の池」と呼び、池の水を神水として大切にしています。

五十谷(いや)

厳島の宮島様が、当初この地へ安住したいと島の周囲を計ったところ僅かに長さが不足したので、「ここはいやいや」と、現在の宮島へ移られたとの伝説があります。

幽霊船

島の東南端の3海里ほどの沖合に幽霊船が出るとの噂があります。

これは、明治8年頃大坂丸という御用船が沈没し、その船乗りの霊が浮かばれずに幽霊船となって出没するものといわれています。

平郡島の紹介ページ

2 平郡島に行く

 本土との間には1日2往復で車両積載可能な定期船が運航されています。

本土側定期船乗り場 柳井港(JR柳井港駅から海側へ徒歩約2分)

定期船「へぐり」の画像
定期船「へぐり」

  • トン数:198.0トン
  • 航海速力:12.5ノット
  • 旅客定員:258人
  • トラック4t×4台

問合せ先 平郡航路有限会社 (0820-22-7944)

柳井市ホームページ(平郡航路)<外部リンク>

3 平郡島を見る

蛇の池

蛇の池の画像

 島の西端にある池で、海から僅かな距離であるにもかかわらず満々と淡水を湛えています。
 この池にちなむ伝説として、「蛇の池伝説」が語り継がれており、池の中に金物を入れると祟りがあるとされています。

赤石神社

赤石神社の画像

 神社の境内が海に突き出ており、朱塗りの鳥居と社が、海の青と鮮やかなコントラストを描き出しています。その名のとおり赤い石が御神体で、腰から下の病に霊験があるといわれています。

五十谷三島(いやみしま)

五十谷三島の画像

 遠浅で白砂の浜が続き、砂浜の東端には三つの小島が連なっており、大変風光明媚な場所です。浜の近くには、トイレやシャワー室が整備されており、海水浴やキャンプに最適な場所となっています。

薬師如来坐像

 平郡東地区の浄光寺薬師堂に安置されている檜の寄木造りの仏像で、鎌倉時代の作とされています。

海蔵院の大ソテツ

海蔵院の大ソテツの画像

 平郡東地区の曹洞宗の寺院である海蔵院の境内にあるソテツ(雌株)は、根回りが2mもあります。
 島の海岸に流れ着いたものを拾って植えたのだといわれていますが、樹齢は不明です。

魚類供養塔

 漁により食用等に供された魚の霊を弔うため設けられたものといわれています。平郡西地区の円寿寺の境内にあります。毎年夏には、魚の手厚い供養がなされています。

4 平郡島で買う、食べる

おみやげ

ひじき

山口県漁業協同組合平郡支店において加工され出荷されています。

みかん

潮風を受けて育つたみかんは、大変甘味が豊富で、好評です。

芋焼酎「平郡」・「大嶽」

平郡特産の「サツマイモ」を使って醸造されています。

5 平郡島に泊まる

  • 民宿大野屋(平郡東地区) (0820-47-2237)
  • 夕なぎ(平郡東地区) (0820-47-2424、080-6306-4578)
  • 小林旅館(平郡西地区) (0820-47-2811)

6 平郡島に住む

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