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土砂災害対策について・山口県砂防関係施設長寿命化計画の策定について
山口県では、公共土木施設等の維持管理・更新等を着実に推進するための具体的な取組方針を取りまとめた「山口県土木建築部インフラマネジメント計画」を平成27年7月に策定したところです。
土木建築部が所管する砂防関係施設は、従来の事後保全型維持管理による修繕等を継続した場合、20年後に砂防設備(砂防堰堤)の約7割、地すべり防止施設の約6割、急傾斜地崩壊防止施設の約4割が建設後50年を経過するため、大規模な修繕や施設の更新が一時期に集中することとなり、限られた予算の中で砂防関係施設を適切に維持管理することができなくなる恐れがあります。
こうした状況を踏まえ、砂防関係施設を計画的に修繕しながら長期的に利用するため、「予防保全型の維持管理」により適切な対策に取り組む必要があり、「山口県砂防関係施設長寿命化計画」を策定しています。