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「山口県教員育成指標」及び「令和6年度山口県教員研修計画」

ページ番号:0026367 更新日:2024年3月25日更新

 県教育委員会では、教育公務員特例法第22条の3第1項に規定する「校長及び教員としての資質の向上に係る指標」として、「山口県教員育成指標」を、同法第22条の4第1項に規定する教員研修計画として、「山口県教員研修計画」を策定しました。
 今後、本指標を、大学等の教員養成機関、学校、市町教育委員会、県教育委員会が共有し、連携して本県教育を担う人材を育成するための取組を推進するとともに、一人ひとりの教員が、自らのよさと課題を踏まえ、本指標を参考にしながら次にめざす目標を設定し、研修等を通じてその資質能力の向上を図ることとしています。

「山口県教員育成指標」について

1 「山口県教員育成指標」とは

 校長及び教員が、キャリアステージに応じて計画的・継続的に資質能力の向上を図るための目安を具体的に示したもの。

2 策定・改定の経緯

 教育公務員特例法第22条の3第1項に規定する「校長及び教員としての資質の向上に係る指標」として、平成30年3月に策定した「山口県教員育成指標」を、令和4年8月に改正された「公立の小学校等の校長及び教員としての資質の向上に関する指標の策定に関する指針」を参酌し、教員養成等検討協議会や教育委員会会議等での協議を経て、令和5年3月に改定しました。

3 概要

〈対象とする校種〉
 小学校、中学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校(各校種共通するものとして策定)
〈対象とする職種〉
 教諭、養護教諭、栄養教諭、管理職(職の専門性に配慮し、それぞれ別に策定)
〈キャリアステージ〉
 ステージ0(養成課程における到達目標)、ステージ1【実践】、ステージ2【協働】、ステージ3【リーダーシップ】

〈主な内容〉
大項目 中項目
教諭 教職に必要な素養 コミュニケーション、マネジメント
学習指導 教科指導、総合的な学習(探究)の時間、道徳教育
生徒指導 児童生徒理解、教育相談、いじめ・不登校・問題行動への対応、学級経営、学校安全
学校教育全体を通じた活動 人権教育、特別活動、キャリア教育
特別な配慮や支援を必要とする子どもへの対応
ICTや情報・教育データの利活用 授業における活用、校務における活用
家庭、地域・社会、関係機関等との連携
大項目 中項目
養護
教諭
教職に必要な素養 コミュニケーション、マネジメント
保健管理・保健教育 保健管理、保健教育、健康相談及び保健指導、
保健室経営、保健組織活動
生徒指導 児童生徒理解、教育相談、
いじめ・不登校・問題行動への対応、学校安全
学校教育全体を通じた活動 人権教育、特別活動、キャリア教育
特別な配慮や支援を必要とする子どもへの対応
ICTや情報・教育データの利活用 授業等における活用、校務における活用
家庭、地域・社会、関係機関等との連携
大項目 中項目
栄養
教諭
教職に必要な素養 コミュニケーション、マネジメント
栄養に関する指導及び管理 食に関する指導、学校給食の管理
生徒指導 児童生徒理解、教育相談、
いじめ・不登校・問題行動への対応、学校安全
学校教育全体を通じた活動 人権教育、特別活動、キャリア教育
特別な配慮や支援を必要とする子どもへの対応
ICTや情報・教育データの利活用 授業等における活用、校務における活用
家庭、地域・社会、関係機関等との連携
 
大項目 中項目

校長
副校長
教頭
部主事

管理職に必要な素養 リーダーシップ、コミュニケーション、マネジメント、
家庭、地域・社会、関係機関等との連携
教育活動 学習指導、生徒指導、学校教育全体を通じた活動、
学校保健、食育、特別な配慮や支援を必要とする子どもへの対応、ICTや情報・教育データの利活用
組織運営 会計管理、学校施設・設備の活用・管理、学校評価、
業務改善
教職員の人材育成 教職員理解、教職員評価、教職員研修、人事管理、
服務監督・綱紀保持

4 活用

《大学等において》

  • 教員養成の目標として
  • 教職大学院のカリキュラム改善の基準として

《学校現場において》

  • 教員自らが自己の資質能力を把握し、キャリアステージに応じてその向上を図るための目標を設定する指標として
  • 組織的にOjtを推進するために共有される指標として
  • 目標管理・研修奨励等に係る面談等において共有される指標として

《教育委員会において》

  • 新規に採用する教員に対して求める資質能力を示すものとして
  • 効果的・効率的な研修体系・研修計画の基礎・基盤として
  • 研修の効果検証の方途として

「山口県教員育成指標」ダウンロード山口県教員育成指標 (PDF:2.82MB)

「山口県教員研修計画」について

1 「山口県教員研修計画」とは

 「山口県教員育成指標」を踏まえ、教員がキャリアステージに応じて計画的・継続的に資質能力の向上を図るための研修計画を示したもの

2 研修履歴の記録と活用について

 教育公務員特例法及び教育職員免許法の一部を改正する法律(令和4年法律第40号)により、教育公務員特例法が改正され、教育委員会による教員の研修履歴の記録の作成と当該履歴を活用した資質向上に関する指導助言等の仕組みが、令和5年4月1日から施行されることとなりました。
 このため、「山口県教員研修計画」は、教育公務員特例法第22条の4に基づき、「山口県教員育成指標」を踏まえるとともに、文部科学省が令和4年8月に策定した「研修履歴を活用した対話に基づく受講奨励に関するガイドライン」に基づき、策定しました。​

3 研修の基本方針

  1. 教職員のキャリアステージに応じて、計画的・継続的に資質能力の向上を図る。
  2. 教職員一人ひとりの適性や能力に応じて専門性を高める。
  3. 学校の課題解決に向けた組織的な学校運営を支援する。
  4. 教育活動の推進に向けて、中核となる人材を育成する。

4 研修効果の検証について

 ニーズ調査の実施
 研修後のアンケート調査の実施 等

「山口県教員研修計画」ダウンロード令和6年度山口県教員研修計画 (PDF:4.33MB)

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