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『AI技術を活用した狂言体験コンテンツ』の公開について
10月8日(土曜日)、9日(日曜日)に、第30回地域伝統芸能全国大会(愛称:日本の祭りinやまぐち2022)をKDDI維新ホールをメイン会場に開催(山口県では初開催)します。大会開催を契機に、山口県から伝統芸能の普及・振興につなげる新たなチャレンジとして、ゲーム性のある「AI技術を活用した狂言体験コンテンツ」を公開します。 ※取材には【別紙】による事前申込をお願いします。 |
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地域伝統芸能は維持・発展のため、担い手の不足といった大きな課題がありますが、これには「難しそう」といったイメージ等によりなかなか身近に感じにくいことや、人員不足により十分な普及活動が行えない団体が多いことなどが要因と考えられます。
こうした課題を解消するため、「県指定無形文化財『鷺流狂言』」をモデルにAI技術を活用したゲーム性のある伝統芸能コンテンツの開発を行い、取組を全国へと発信するため、第30回地域伝統芸能全国大会の開催に併せて公開します。
本コンテンツは、鷺流狂言の演目『柿(かき)山伏(やまぶし)』を、子供でも分かりやいアニメーションで紹介しながら、基本的な所作(しょさ)(動き)から難しい所作までを合わせて体験いただき、狂言の面白さや魅力を感じていただく構成となっています。
また、周辺文化施設への観光案内もコンテンツ内でご案内することで、地域への文化スポットへの周遊も促進します。
1 概要
(1)名称:【狂言であそぼう】AI体験『柿山伏』
(2)場所:《取材対応場所》(ア)KDDI維新ホール(山口市令和1丁目1-1)
《同時公開場所》(イ)中央公園(山口市)(ウ)ルネッサながと(長門市)
(3)公開日:(ア)令和4年10月8日(土曜日)10時00分
(イ)令和4年10月8日(土曜日)12時00分
(ウ)令和4年10月9日(日曜日)10時00分
(4)主な機能
・AI技術を活用した狂言体験ゲーム(※AI活用により非接触で体験)
【AI技術の活用】人物検知、骨格検知及び姿勢推計を行うことで、お手本と体験者の動きのタイミングも含めた一致率を計測。AIが学習を重ねることで、体格のズレなど補正等を行い、計測の精度向上。
・「55インチ大型モニター」を見ながら、お手本を参考に所作(動き)を前半・後半で各3所作ずつ体験
・AIによる自動採点・ランキングの紹介
AI技術を使ってお手本と体験者の一致率を採点。体験者のランキングを示すことで、体験を何度も促し、狂言(伝統芸能)への興味を促進
・演目「柿山伏」の動画閲覧
実際の狂言も楽しんでいただけるよう、演目「柿山伏」の動画を登録
・周辺の文化スポットを紹介
モデルコース形式で、周辺の文化スポットを紹介し、AI体験に合わせて地域の文化への親しみを深めていただく
(5)監修
山口鷺流狂言保存会(担当:米本)
(事務局)山口市春日町5-1 山口市教育委員会文化財保護課内 Tel:083-920-4111
2 その他
〇取材は別紙による事前申込をお願い致します。
【事前申込提出期限】令和4年10月4日(火曜日) 17時00分
【申込先】
山口県観光スポーツ文化部文化振興課
E-mail:a19300@pref.yamaguchi.lg.jp
Tel:083-933-2695/Fax:083-933-4829
3 お問い合わせ・連絡先
山口県観光スポーツ文化部文化振興課
担当:浜田、浦川
Tel:083-933-2695/Fax:083-933-4829
E-mail:a19300@pref.yamaguchi.lg.jp