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「デジテック・オープンイノベーション」の採択について

ページ番号:0181447 更新日:2022年10月31日更新

県では、多様な主体が連携し、デジタル技術を活用して地域課題の解決や新たな価値の創造を図る、官民連携フォーラム「デジテック for YAMAGUCHI」において、会員同士がノウハウや技術等を持ち寄り、県内をフィールドとした実証実験等を行い、新たなソリューションなどの先導的事例の創出を目指す「デジテック・オープンイノベーション」に昨年度から取り組んでいます。

この「デジテック・オープンイノベーション」の2次募集を行い、このたび下記のとおり採択しましたので、お知らせします。

〇 採択内容:2件

下関市におけるドラレコデータを活用した道路インフラ維持管理の最適化

◎ 三井住友海上火災保険

 株式会社

(東京都)

八千代エンジニヤリング

株式会社

(東京都)

下関市

下関市では、中山間地域においては市道の総延長距離が長く、効率的に維持管理を行うことが出来ないため、道路品質の維持が難しいという課題が顕在化しています。

地域の民間企業の車両に搭載されたドライブレコーダーのデータを活用し、AIが自動的に道路損傷を検知することで、下関市内の舗装道路状態を定量的に評価します。さらに市内5地域で実施されている既存の維持管理業務をデータに基き再評価することにより、業務の最適化に向けた検証を行います。

デジタルマップを活用した防災啓発による地域防災力の強化

◎ 宇部市

株式会社

エイム

(宇部市)

一般社団法人

やまぐちGISひろば

(宇部市)

特定非営利活動法人

防災ネットワークうべ

(宇部市)

現状の紙のハザードマップを重ね合わせて見ることが簡単に出来ないため、地域の自主防災組織や学校においては複数の災害発生を想定した学習が思うように出来ていません。また、地域の自主防災組織などは、過去の被害状況や言い伝え(災害伝承)など、地域のことをよく知っていますが、こうした高齢者の知識が地域に伝えられておらず、今後の継承に問題が残ります。

このため、ハザードマップを重ね合わせることが出来るデジタルマップに、高齢者が有する災害伝承等を追加した地域防災マップを作製し、モデル地区とモデル校で学校教育と地域が連携して防災教育の実証を行います。

 ◎は代表提案者