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令和6年度新規研究課題に係る意見募集について
1 概要
山口県農林総合技術センターでは、本県の農業・畜産業・林業が直面する課題解決に取り組むため、インターネット等も活用しながら農林業者や関係機関・団体、消費者等のみなさまから研究開発への要望・提案を募集し、新規研究課題の選定を行っています。
今年度お寄せいただいた要望・提案をとりまとめた結果、令和6年度以降に取り組む新規研究課題の候補として7課題を選定しました。各課題の概要について当センターホームページで公表し、県民の皆様のご意見を募集します
2 公表する資料と掲載場所
(1)公表する資料
令和6年度以降の新規研究課題候補(7課題)の概要書と概念図
※ 対象課題名はページ下部の一覧表参照
(2)掲載場所
山口県農林総合技術センターのホームページに掲載
(/soshiki/122/200192.html)
3 意見の募集期間
令和6年3月4日(月曜日)から令和6年3月22日(金曜日)まで【必着】
4 意見の提出先、提出方法
新規研究課題候補についてのご意見は、次の方法でお寄せください。お寄せいただいたご意見は十分に検討し、それを踏まえて具体的な研究計画の内容等を検討します。
なお、個々のご意見対する直接の回答はいたしませんので、あらかじめご了承ください。
(1)提出先
〒747-0004 防府市牟礼10318
山口県農林総合技術センター 企画戦略部
Tel:0835-28-1211 Fax:0835-38-4115
E-mail:a17201@pref.yamaguchi.lg.jp
(2)提出方法
所定の様式に必要事項をご記入の上、郵送、Fax、電子メールのいずれかの方法でご提出ください。
5 問い合わせ先
山口県農林総合技術センター 企画戦略部(担当:日高(ひだか))Tel:0835-28-1211
6 その他
(1)令和6年度新規研究課題候補一覧(令和6年3月1日現在)
No. | 課題名 | 概要 | 研究期間 | 主担当研究室 |
---|---|---|---|---|
R6-01 | イチゴ次世代品種の探索および導入 | 国や公設試、民間が開発したイチゴ品種を利用して、多収、高品質、省力性を考慮した山口県の次世代品種を効率的に選定する。 | R6年度-R10年度(2024-2028年) | 農業技術研究室 |
R6-02 | はなっこりーの形質均一化手法の開発 | 形質均一化に関わる制御遺伝子を天然ナプス(西洋ナタネ)から合成ナプス(はなっこりー)へ導入し、制御遺伝子探索の解析に使う素材を開発すると共に、素材の遺伝子解析から形質均一化への改良のための連鎖マーカーを開発する。 | R6年度-R10年度(2024-2028年) | 農業技術研究室 |
R6-03 | ワサビ冷蔵苗を利用した新たな作型開発 | ワサビ冷蔵苗(特許出願中)の特性を最大限に生かした作型を開発するとともに、経営指標を作成し、畑ワサビ栽培の経営改善および産地拡大を図る。 | R6年度-R8年度(2024-2026年) | 農業技術研究室 |
R6-04 | 薬用作物「ヒロハセネガ」の経済栽培実現に向けた出芽率向上技術の確立 | ヒロハセネガの採種~種子保存方法、播種時期の最適化によって出芽率を向上させるとともに、自家採種を含めた栽培体系の確立を図る。 | R6年度-R8年度(2024-2026年) | 農業技術研究室 |
R6-05 | 再造林の更なる推進に資する花粉の少ない苗木増産技術の開発 | 花粉の少ない品種を対象に充実種子の選別による効率的育苗技術および植栽や保育作業の省力化に資する高品質・コンパクトなコンテナ苗の育苗技術を開発する。 | R6年度-R8年度(2024-2026年) | 林業技術研究室 |
R6-06 | 新規就農者の営農計画管理技術習得を支援する手法の開発 | 就農者が既存の経営指標や農業アプリで取得した自身の経営データを整理し、営農計画を作成・管理できるツールを開発し、県立農業大学校の就農前研修において検証する。 | R6年度-R8年度(2024-2026年) | 経営高度化研究室 |
R6-07 | 吸血昆虫に起因する牛のストレス軽減技術の開発 | サシバエ、アブ等の吸血昆虫の効果的な防除法と効果的なトラップ活用法の確立を図るとともに寄生蜂を用いたサシバエの抑制効果を確認する。 | R6年度-R8年度(2024-2026年) | 放牧環境研究室 |
(2)意見募集様式
別添のとおり
添付ファイル
お問い合わせ先
農林総合技術センター(企画戦略部)
Tel:0835-28-1211
Fax:0835-28-4115
Mail:a17201@pref.yamaguchi.lg.jp