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地域医療構想の更なる推進に向けた推進区域及びモデル推進区域の選定について
厚生労働省は、今年度、現行構想の目標年次である2025年に向けて取組の加速化を図るため、従前の重点支援区域制度に加え、新たに構想区域の課題解決を図るアウトリーチ(実情に応じた)型の支援制度を創設しました。
このたび、本県では、宇部・小野田構想区域が推進区域及びモデル推進区域に選定されましたので、お知らせします。
〈参考〉
1 制度概要
区分 |
選定方法 |
全国の選定数 |
国支援有無 |
|
推進区域 |
国が都道府県に相談の上、選定 |
各団体1から2区域 |
無 |
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モデル推進区域※ |
推進区域の中から国が選定 |
10から20区域 |
有 |
※「モデル推進区域」は、従前の重点支援区域と同様、データ分析や基金の優先配分等などの技術的・財政的支援を実施。
2 宇部・小野田構想区域の現状・課題
○ 現在、区域内の医療資源の分散等により、二次救急医療が逼迫するなど、救急医療の提供体制に課題があり、更なる医療機能の分化・連携の推進が求められている。
○ また、構想区域内の首長等の合同による救急医療に関する緊急アピールを行うなど、関係者が結束して課題解決に向けた取組を行う機運が醸成されている。
3 全国の選定状況
(1)推進区域(41都府県62区域) ※調整中 6道県
(2)モデル推進区域(12府県14区域)
・秋田県【大館・鹿角、能代・山本】 ・滋賀県【湖北】
・山形県【庄内】 ・京都府【丹後】
・栃木県【宇都宮】 ・山口県【宇部・小野田】
・群馬県【伊勢崎、藤岡】 ・高知県【中央】
・石川県【能登北部】 ・長崎県【長崎】
・山梨県【峡南】
・三重県【松阪】
※昨日(10日)、開催された厚生労働省「第15回地域医療構想及び医師確保計画に関するワーキンググループ」において公表