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「やまぐちデジタル実装推進事業」の採択について(令和6年度)

ページ番号:0267178 更新日:2024年7月30日更新

県では、全県的なデジタル実装の加速化を図り、より多くの県民の方にデジタル化の効果を実感していただくため、令和5年度からデジタル実装のモデルとなるような優良事例の創出に取り組んでいます。
このたび、市町と協力体制のもと、優れたデジタル技術の実装を通じ、地域の社会課題の解決を図る意欲のある民間企業等を募集したところ、6件のプロジェクトの応募があり、下記の2件を採択しましたので、お知らせします。

【採択プロジェクトの概要】

提案テーマ1
提案名

「移動型医療/行政サービス推進事業」

提案企業 MONET Technologies 株式会社(モネテクノロジーズ)
協力市町 周防大島町
連携団体 町立東和病院、町立大島病院、町内タクシー事業者
内容

高齢化率が50%を超える周防大島町では、自家用車等の移動手段を持たない高齢者等の住民は、医療・行政サービスへのアクセスに困難を抱えている状況があります。このため、医療・行政の機能をあわせ持つマルチタスク車両を導入し、自宅や公民館など最寄りの場所で医療・行政サービスを提供することで、住民の生活機能の維持、向上を図ります。

提案テーマ2
提案名

医療均てん化に向けた”うべ・どこでもかかりつけ医”実現プロジェクト」 

~ゼロタッチ・オンライン診療×クラウドAI地図の融合による仮想クリニックの実現~

提案企業 株式会社 リアルグローブ
協力市町 宇部市
連携団体 国立大学法人山口大学、(医)聖比留会セントヒル病院、市内薬局、(株)メディモニー、小野地区自治会連合会、(地独)山口県産業技術センター、(地独)山口県立総合医療センターへき地医療支援部
内容

宇部市小野地区では医療機関がなく、受診の利便性が悪いことによる医療機関の受診控えの状況や、健診受診率が市平均に比べて低い状況が生じています。そのため、「ゼロタッチタブレット※」を活用し、遠隔による健康相談や、端末を持参した看護師が自宅に訪問するオンライン診療等を提供することで、医療機関と地域が一体となって、住民の健康の維持・向上を図ります。

※ボタンを1回押すだけで利用できる、高齢者やIT機器に不慣れな人でも使用できる通信端末

 

<参考>「やまぐちデジタル実装推進事業」の概要

実施手法:企画提案による業務委託

委託先:民間企業等(市町等と協力体制を構築済みのもの)

委託額:1件あたり上限2千万円

デジタル実装推進事業 スキーム図