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トマトキバガの発生状況に注意してください

ページ番号:0308777 更新日:2025年6月19日更新

1 概 要

 山口県農林総合技術センター(山口県病害虫防除所)は、農作物病害虫発生予察技術資料 第3号「トマトのトマトキバガの発生状況と防除対策」を発表します。

 6月に入りフェロモントラップに多数のトマトキバガが捕獲され、さらに冬春トマトで本 種による葉の食害が確認されています。今後、トマト等で被害が拡大すると考えられますので、ほ場をよく確認し、早期発見・早期防除により対策を徹底するよう呼びかけます。

 情報は山口県農林総合技術センター(山口県病害虫防除所)のホームページ (https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/soshiki/122/22329.html)で提供しています。

 

2 問い合わせ先

  山口県農林総合技術センター 農林業技術部 環境技術研究室(山口県病害虫防除所)

  担当 東浦、河村 (Tel 0835-28-1211:代表)

 

<参考> トマトキバガについて 

 南米原産の害虫で、国内では令和3年に九州で初めて確認され、その後全国各地に分布が拡大した。葉では内部に幼虫が潜り込んで食害し、食害部分は表面のみ残して薄皮状になる。果実では幼虫が穿孔侵入して内部組織を食害するため、果実表面に数mm程度の穿孔痕が生じるとともに食害部分の腐敗が生じ、果実品質が著しく低下する。

トマトキバガ幼虫による被害トマトキバガ幼虫

トマトキバガ幼虫による被害       トマトキバガの幼虫