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「水稲の斑点米カメムシ類」の発生が多く、防除の徹底が必要です(注意報第2号発令)
1 概要
山口県農林総合技術センター(山口県病害虫防除所)は、水稲の重要害虫である「斑点米カメムシ類」の注意報を発令します。
7月7日に斑点米カメムシ類の注意報(第1号)を発令していますが、引き続き発生が多い状況が続いています。県内3か所の予察灯における直近1か月の斑点米カメムシ類の誘殺数は過去10年で最も多く、今後の気温も高いと予想されていることから、カメムシ類の活動が活発になる状況が続きます。このため、発生種に応じた防除の徹底を呼びかけます。
情報は山口県農林総合技術センター(山口県病害虫防除所)のホームページ(https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/soshiki/122/22321.html)で提供します。
2 問い合わせ先
山口県農林総合技術センター 農林業技術部 環境技術研究室(山口県病害虫防除所)
担当 東浦 (Tel 0835-28-1211:代表)
<参考>斑点米カメムシ類について
- 水稲の重要な害虫の一つで、本県の主な種類は、クモヘリカメムシ、イネカメムシ、ミナミアオカメムシ、アカスジカスミカメ、アカヒゲホソミドリカスミカメです。
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出穂間もない籾に針状の口器を突き刺し、玄米に黒色の斑点を生じさせます。これを「斑点米」と呼び、出荷時の格付け等級を引き下げる要因となります。