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子犬のしつけ方教室を行いました ~無駄吠え~
先日開催した子犬のしつけ方教室の様子をご紹介します。
今回、参加してくれたのは、マルチーズの5ヶ月の男の子、シロちゃんとそのご家族です。
飼主さんのお悩みのひとつに「吠えること」がありました。
おうちの横の道路に向かって、よく吠えるそうです。
たしかにシロちゃんは飼主さんに向かって、職員に向かって、遠くにいる当センターのモデル犬に向かって、吠えまくっています。しかし、シロちゃんの様子を観察していると、警戒して吠えているというよりも、どうやら「遊んで、遊んで」と要求吠えをしているようです。
このため、飼主さんには
- シロちゃんが吠えているときは相手をせず、無視をすること
- おとなしくなった後でかまうこと
- シロちゃんの居場所を道路から離れた部屋にし、吠える原因を減らすことをお話しました。
その後、シロちゃんはまだ「スワレ」などのしつけができていないということでしたので、一緒に練習をしました。
「スワレ」はごほうびを持った手を犬の頭上に近づけていき、自然と犬のお尻が下がり、「スワレ」の姿勢になったところで「スワレ」と号令をかけます。その後、犬をしっかりほめてから、ごほうびをあげます。
犬をしっかりほめた後にごほうびをあげることがポイントです。
最後に散歩の練習をして、今回のしつけ方教室は終了しました。
シロちゃんとご家族の皆様、「子犬のしつけ方教室」に御参加いただき、ありがとうございました。
動物愛護センターでは、生後6ヶ月齢までの子犬の飼主さんを対象に,基本的なしつけの方法を学んでいただく、しつけ方教室を開催しています。
現在は新型コロナウイルス感染対策のため、1回1組の予約制で実施しています。
愛犬と良い関係をつくるために,興味のある方はぜひ御参加ください。
開催日時
平日の午前10時〜午後5時の2時間程度
※他の予約の状況等で御予約を受けられない場合がありますので、ご了承ください。
連絡先
山口県動物愛護センター(電話)083-973-8315