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森林・林業活力強化プロジェクト・山口中央地域森林・林業活性化協議会が先進地視察研修を開催
令和3年11月26日（金曜日）、山口中央地域森林・林業活性化協議会（事務局：山口県中央森林組合）は先進地視察研修を開催し、農林総合技術センター林業技術部において取り組まれている早生樹植栽試験、コンテナ苗育苗試験について視察しました。
当協議会は、山口中央地域の森林・林業活性化の方策等について協議し、その円滑な推進を図ることを目的とし、山口市、防府市、山口県森林組合連合会、山口県中央森林組合、山口県山口農林水産事務所により構成された組織で、先進地視察研修は事業の一環として毎年開催されており、当日は総勢14名の参加がありました。
同センター林業技術部では、平成30年度から「早生樹」の導入による施業体系の確立に向けた試験研究に取り組まれており、萩市などにセンダンやコウヨウザンの植栽試験地を設定されています。
午前中は、林業技術部において早生樹植栽試験の概要等について説明を受けた後、構内にあるコンテナ苗育苗試験の状況や早生樹の植栽地の視察を行いました。
午後からは、萩市及び美祢市に設定された早生樹等の植栽試験地を視察し、センダンやコウヨウザンの外、スギ・ヒノキ特定苗木の生育状況や施業の実施状況等について説明を受けました。
当協議会では、このたびの研修の成果が再造林の推進に繋がることを期待するとともに、引き続き、山口中央地域における森林・林業の活性化に向けた取組を行っていくこととしています。
早生樹植栽試験の概要説明
早生樹植栽試験地（萩市）
