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ローカル山だより/ローカル山だより・シャラの会が「焼き竹花器づくり体験」を実施しました
令和3年9月18日(土曜日)、下松市米川にて「焼き竹花器づくり体験」が行われました。
これは、子供達などを対象に、森の素材を活用した「竹花器づくり」を通じて、森の恵みを活用する良さや楽しさを知ってもらおうと、シャラの会(会長:近道千佐子)が開催したもので、新型コロナウィルス感染症の感染予防対策を講じた上で実施され、下松市内から9名が参加しました。
まず、参加者たちは、会員から竹の特徴や花器の作り方についての説明を聞いた後、「焼き竹花器づくり」がスタートしました。
まずは、竹を好みの長さに切った後、竹を立てて側面をナタでたたき割りながら皮をはがしていきます。丸かった竹の周囲は6角形の花器に変身です。その後、側面にドリルで大小の様々な穴を開けて、模様をつけます。小さな穴をらせん模様に開けてみたり、大小の穴で猫の足跡にしてみたり・・・竹の側面に次々と個性豊かな模様が出来てきました。
最後はバーナーで側面を焼いて、焼き汚れを落とせば「焼き竹花器」の完成です。
焼いた竹の風合いと直線の形状は実にモダンで、青竹からの変化に参加者からは驚きの声が上がります。
この日は、材料がたくさんあったので「竹の食器」や「竹ぽっくり」など、子供達には嬉しい色々な作品もできました。
参加した親子からは「竹を切るのも、穴を開けるのも初めての体験で楽しい!」「作った花器を家で飾って楽しみたい」など、竹を使った体験に大きな喜びの声が聞かれました。
電動ノコで竹がグイグイ切れていきます
竹を使ったたくさんの作品など