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ローカル山だより/ローカル山だより・下関北高校生徒の野生きのこ観察学習会を支援しました!
令和3年11月4日(木曜日)、山口県立下関北高等学校2、3年生の生徒12名を対象とした野生きのこ観察学習会が開催されました。
この取組は、下関北高等学校と地域の自然観察団体である「北夢ロード実行委員会」が、「見たこと体験したことをどのように表現するか」というテーマで、自然・環境に関する授業を実施する中で計画され、「豊北町林業研究会」、「下関農林事務所」が支援することにより行われたものです。
生徒及び関係者は、下関市有林の城山自然公園(下関市豊北町)に集合し、下関農林事務所職員から森林における自然観察方法の注意事項や野生きのこ観察方法の説明を受けた後、3名ずつ4班に分かれて、野生きのこ採集を行いました。
採集したきのこは、きのこ図鑑を使って名前などを調査し、職員に確認してもらいながら学習を行いました。
晴天が続いていたため、野生きのこの発生は非常に少ない中、きのこ採集は初めての生徒がほとんどだったことから、探すことはたいへんでしたが、10種程度をなんとか採集・調査することができ、充実した様子で、貴重な体験となりました。
今後も各関係機関が連携して、森林・林業への理解促進に努める活動を継続する予定です。
森林を散策しながら採集
図鑑で採集したきのこを調査・学習